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【必見】絶対に損をしない!?ふるさと納税の仕組みとは

みなさん、こんにちは!

今日はニュースでも街中でも耳にするようになった、ふるさと納税の仕組みについて解説します。

ふるさと納税という言葉を聞いただけで難しそうな仕組みだな…と感じる方も多いと思います。
ですが、最近口コミなどでふるさと納税の良さについては広まりつつあり、私の会社の同僚や友達もふるさと納税を始める方が増えた気がします。

もし、あなたがまだふるさと納税をやれていなかったら、ぜひこの記事で仕組みを理解して、一歩踏み出すきっかけを与えられたら嬉しいです!


◎ふるさと納税制度の背景

多くの人は地方の自治体で生まれ育ち、その自治体から医療や教育などの様々な住民サービスを受けてきました。しかし、進学や就職を機に都会に移住することで、その人の税収は都会の自治体に入ってしまい、生まれ育った地域の自治体には税収が入らない状況が生まれていました。
そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた"ふるさと"に、自分の意思で寄付ができる制度があったら良いのではないか」という提案が出されました。これを受けて、数多くの議論や検討が重ねられ、ついにふるさと納税という仕組みが創設されるに至ったのです。

ふるさと納税の仕組みの概要

ふるさと納税とは、生まれ育った地域や応援したい自治体に対して寄付を行える仕組みです。「納税」という言葉がついていますが、実際には自治体への「寄付」ができる仕組みです。
一般的に自治体に寄付をした場合、確定申告を行うことで、その寄付金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ふるさと納税の大きな特徴は、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となることです。とても魅力的な仕組みですよね。
ただし、控除される寄付金額には、収入や家族構成等に応じて一定の上限が設けられています。この上限額は自治体によって異なりますので、事前に確認する必要があります。

◎ふるさと納税の対象自治体

ふるさと納税制度は、自分の生まれ故郷に限らず、どの自治体にでもふるさと納税を行うことができる仕組みです。各自治体がホームページ等で公開している、ふるさと納税に対する考え方や、寄付金の使い道などを確認した上で、応援したい自治体を選んでも良いと思います。
また、ふるさと納税を行った本人が寄付金の使途を選択できるような仕組みになっている自治体もあります。自分の寄付したお金を使ってどのように貢献するかも選べる仕組みということですね。

◎ふるさと納税の手続き

ふるさと納税を行う際の具体的な手続きは、自治体によって異なります。選んだ自治体のホームページ等で手順を確認するか、直接問い合わせることをおすすめします。
一般的にはふるさと納税に必要な手続きには、大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 「確定申告」

  • 「ワンストップ特例制度」

確定申告の場合、1月1日から12月31日までに行った寄付について、翌年の2月から3月にかけて税務署に申告を行います。所得税の還付は申告後1~2ヶ月後、住民税の控除は6月から翌年5月まで毎月行われます。
一方、ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付した翌年の1月10日までに各自治体に申請書を提出します。住民税の控除は6月から翌年5月まで毎月行われます。
なお、確定申告とワンストップ特例制度の併用はできません。一度ワンストップ特例制度を利用した場合、確定申告に変更するには、対象年の全寄付分の控除申請を行う必要があります。
ちょっと難しそうな仕組みかも…と思われた方もいると思います。特に今まで確定申告をされたことがない会社員の方などは壁にぶつかりやすいと思います。実際、僕も最初難しそうな仕組みだなと思い、踏み出すために1年以上かかりました…(笑)

ですので、そんな方向けに分かりやすく必要なステップを以下の通りまとめてみました!!

◎【副収入のない会社員向け】ふるさと納税の必要なステップ

給与所得以外の副収入がなく、確定申告をする必要のない会社員がふるさと納税を行う際の手順は以下の通りです。

STEP1: 寄付できる上限の金額を確認する
ふるさと納税の寄付限度額は、年収や家族構成によって異なります。まず、ふるさと納税する年の年収を確認し、住宅ローン控除や医療費控除などの既に受けている控除があるか確認します。その後、寄付できる上限の金額を確認します。ふるなびやさとふるなどの、ふるさと納税を行うためのサイトで簡単シミュレーションもできますので、ぜひ活用してみてください!

STEP2: 返礼品を選び、寄付をする
ふるさと納税では、寄付した金額に応じて返礼品がもらえます。寄付したい自治体のサイトで、返礼品一覧を確認し、好みのものを選びます。寄付金額が自身の上限金額以内に収まっていることを確認し、寄付する自治体が5つ以内に収まっているかも確認します。

STEP3: ワンストップ申請を行う
ふるさと納税の寄付金税額控除を受けるためには、ワンストップ申請が必要です。寄付ごとに「寄付金税額控除に係る申告特例申請書(ワンストップ申請書)」を記入し、個人番号を記入し、本人確認用書類を用意します。封筒を準備し、申告書と本人確認用書類を同封し、寄付をした自治体に送付します。送付の締め切りは翌年1月10日です。

以上が、ふるさと納税を行う際の基本的な手順です。ふるさと納税を通じて、地域社会への支援や地域振興に貢献することができます。

◎ふるさと納税の3つの魅力

ふるさと納税には大きく以下の3つの主な魅力があります!!

  • お礼の品がもらえる
    多くの自治体では、寄付への感謝としてその地域の名産品などを「お礼の品」として寄付者に贈呈しています。地域の魅力的な特産品を通じて、全国の人に地域の良さを知ってもらえる良い機会となります。

  • 税金が控除(還付)される
    ふるさと納税では、控除上限額内で寄付を行うと、寄付金額から2,000円を引いた部分について、所得税の還付と住民税の控除を受けられます。控除上限額は年収や家族構成によって異なりますので、事前にチェックしましょう。

  • 寄付金の使い道を指定できる
    ふるさと納税では、寄付金をどのように使ってほしいかを選択することができます。寄付金の使い道の観点から、寄付先の自治体を選ぶこともできます。

◎どのサイトがおすすめ?

ふるさと納税の仕組みは分かったけど、サイトが多すぎてどのサイトを使えば良いか分からない…。
そんな方向けに各サイトの特徴をまとめました!

①ふるさとチョイス:全自治体の情報を網羅しており、寄付の申し込みができるかどうかに関わらず、自治体の情報を掲載。
情報量が多いため、希望に合った返礼品を探すには検索結果を絞り込む必要がある。

②ふるなび:寄付金額に応じて「ふるなびコイン」を獲得でき、Amazonギフト券やPayPay残高、dポイント、楽天ポイントに交換可能。
電化製品などの返礼品が充実しており、寄付額が多い人におすすめ。

③楽天ふるさと納税:楽天市場のシステムを利用しており、在庫管理やポイント付与などの利便性が高い。
寄付金額に応じて楽天ポイントが付与され、楽天アプリや楽天カードの利用でポイントが増える。

④さとふる:返礼品の発注や発送をサイトが請け負っており、配送状況がマイページから確認可能。携帯電話の料金とまとめて寄付の支払いが可能。

⑤au PAY ふるさと納税:au PAY カードやPontaポイントを利用して寄付が可能。
auユーザーなら月々の通信料金と合算して支払いが可能。

⑥ANAのふるさと納税:寄付金額に応じてANAマイルが獲得できる。
返礼品のクオリティが高く、マイラーにおすすめ。

⑦JALふるさと納税:寄付金額に応じてJALマイルが獲得できる。
JALのマイルを貯めている人におすすめ。

⑧ふるぽ:ポイント制の自治体に特化しており、ポイントを返礼品に交換できる。
年末の駆け込み寄付に便利で、JTBふるさと納税旅行クーポンも充実している。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか。ふるさと納税は、生まれ育った地域や応援したい自治体に対して、自分の意思で税控除付きで寄付できる仕組みです。
ちょっと複雑そうな仕組みかも…と思われる方もいるかもしれません。
しかし、ふるさと納税にはお礼の品の受け取りや、税金の控除、寄付金の使途選択など、魅力的な特徴がいくつもあります。
ぜひ、あなたの好みやニーズに合わせてこの仕組みを活用してみてください!


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