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中小企業診断士2次試験(記述)に合格!

おはようございます。10月に大阪で受験した中小企業診断士 2次試験(記述)に合格していました。嬉しくて、Twitterに続き、Noteで記事を書いています。

来年丑年でなんと還暦を迎えます。3年前、大好きな会社を早期退職し、FP3級、2級、ITパスポートや情報セキュリティマネジメント、知的財産管理技能士3級、2級、行政書士(2度目でぎりぎり合格)と、自分の記憶力と気力と闘いながら、受験しましたが今回が一番嬉しいです。

なぜかというと、中小企業診断士は一次試験を3回受けて、やっと昨年全科(7科目)目突破。昨年はこの2次試験で不合格(結果はBBBAと、まったく自信がなかった事例ⅣがAなのでショックでした)で、今年がラストチャンスだと思っていたからです。一次試験合格者はその年と翌年の2回しか2次試験を受けられず、2次連敗した場合はまた1次試験からやり直しとなるんです。 行政書士試験も私にとっては難易度が高かったですが、年に一回、一発勝負の行政書士試験とは大違いです。

中小企業診断士は、「ビジネスコンサル唯一の国家資格」と言われますが、行政書士、社労士、司法書士などと違って中小企業診断士には排他独占的業務はありません。 面倒くさい試験に合格したからといっても、あまりメリットがないように考えられます。実際、私は今も「行政書士&ビジネスコンサルタント」と名乗り、経営分析や事業計画作成を業として行っています。飲食店、エステサロン、小売業、卸業、その他サービス業さんの地域密着型から海外進出まで、補助金申請や融資申請など、を既に多数お手伝いさせて頂いています。

では、なぜそこまでして中小企業診断士になりたかったか? 「ただの意地です」 サラリーマン時代はグローバル事業が主でしたが、かなりの経験(成功も失敗も)を積んだと自負していました。営業・マーケティング、商品計画、契約、生産・物流・受発注・サービスなどのオペレーション全般、収益管理、広告宣伝、インターネット活用、事業企画や事業計画の作成などをみっちりどっぷりやっていたので、3年前は、たぶんストレートで合格するだろうと安易に考えたのです。 ところが、学習を始めてみると、一次試験のどの科目も出題範囲の広さ、深さに驚き、覚えることだらけで唖然としたものです。 MBAを取得した人、経理・財務の人、法務や人事の人達はこんな知識を持っていたのかと改めて感心したものです。2次試験についても、過去問をちょこっと眺めた範囲ではさほど難しいとは思っていなかったのですが、これまた奥が深いことに驚きました。 だから4年がかりなので、合格することが「意地」になっていました。

どんな勉強方法をしたかというと、基本的に独学です。 まず一次試験はレボという2年間で4万円くらい、やたらページ数の多いPDFテキストとだらだらと単調で長いオンライン講義だけです。 一人の講師の先生が長時間の講義をするのですが、まったく肌に合わず1年目だけで断念。 2年目からはTBC受験研究会(少し高いテキストを買うだけで、講義はYoutube無料と画期的) ここの山口先生の講義には惹かれました。 なにしろ1次試験は範囲が広いので、学習したつもり、ノートにまとめたつもり、過去問を繰り返したつもりでも、どんどん忘れてしまいます。そもそも他の資格試験を並行して受験しながら、行政書士の実務をやりながらの学習に無理があった気がします。私の中小企業診断士試験に関するブログはこちらです。ご参考まで。

結局、講師の先生との相性は非常に重要だと思います。行政書士試験の学習の時も、黒沢レオ先生という方の憲法と行政法の講義が面白くてレベルアップしました。しかし、今年の2次試験は完全に独学に徹しました。なぜなら、そもそも模範解答がなく講師や出版社によってバラツキの幅が広過ぎるからです。「ふぞろいの答案」などテキストも買いましたが、自分で過去問10年分をねちねち分析し、講師になったつもりで、出題者目線を目指した感じの勉強法です。

今週末も会社設立案件や持続化補助金関連のフォローアップの業務が山積みなのですが、20日の口述試験の対策も始めます。 試験官2名との2対1の面接のような形式で、紙無しの口頭で答えなくてはならないので、4つの事例のストーリーと設問とその答えを覚え、出題者目線で話せるように仕上げ直さないとです。サラリーマン時代の予算や実績報告とその質疑応答みたいなものです。

それから、来年8月は社労士試験に初挑戦するので年末年始は、社労士試験の過去問をざっくりやってみるつもり。 まだまだ、頑張ります。




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