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佐倉市事業再構築支援補助金

昨年度に引き続き、令和4年度も佐倉市が、事業再構築の事業計画づくり、および国の各種補助金申請について専門家に依頼した場合の費用の半分、最大30万円まで補助してくれます。 対象となる国(経済産業省)の補助金は、事業再構築補助金だけでなく、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金です。 ネーミングが「佐倉市事業再構築支援補助金」なので、事業再構築補助金だけが対象なのかと勘違いしてしまいそうです。 そして、国の各種補助金申請の結果、たとえ不採択であっても本佐倉市による専門家経費分の補助金は給付されます。事業計画書作成のみで国の補助金申請に至らなかった場合でも最大10万円が給付されます。 第三者である専門家の視点から経営状況や今後の事業を考える機会となり、事業者にとって、かつ専門家にとっても、メリットのある補助金ではないでしょうか。実は全国の市町村の中でも非常に珍しいタイプの補助金なんです。


活用できる専門家というのは、公認会計士、税理士、行政書士社会保険労務士中小企業診断士、民間コンサル等となっています。 まず、お付き合いのある専門家に、どういう事業計画を立てるかを相談し、見積書を入手し、佐倉市へ申請(結構簡単です)を出す必要があります。そして、事業計画作成後、または国の補助金申請後に、簡単な報告も必要です。


専門家経費とは二種類に分かれ、①事業計画策定のための相談、コンサルテイング等の専門家に掛かる費用、②国の各種補助金の申請にあたって、専門家の支援を受ける費用。


補助金額は、上記①部分の上限は10万円、②部分の上限は20万円で合わせると最大30万円、補助率は1/2。 たとえば、専門家に①を15万円、②を30万円を支払った場合、佐倉市から、①の分で7万5千円、②の分で15万円を補助してくれます。 専門家へ払う経費の半分は事業者が負担になるので、無理に①20万円、②40万円とする必要もありません。どれくらい工数が掛かるか、国の補助金申請も様々ですので、専門家と相談しながら、納得できる妥当な費用の範囲にすることが肝要です。 尚、事業計画の作り方にもよりますが、そのアウトプットを金融機関への融資申請に利用することも考えられます。


返済する必要の無い、国の各種補助金は魅力的ですが、どうやって事業計画を作成すれば良いのか難しいことが多く、申請手続きも煩雑ですので、佐倉市事業再構築支援補助金をきっかけとして、事業拡大、収益拡大、顧客開拓などに取り組んでみては如何でしょうか?

尚、国の補助金申請はすべて電子申告(Jグランツ)となっており、そのためにGビズIDプライムというIDを取得しておく必要があります。


詳しくは、当職のホームページをご覧ください。


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