ググらせるな

ググレカスという言葉があります。知らない言葉があれば、ネットで検索すればすぐ分かることを人にわざわざ聞くなということです。

無知は恥という文化もありますし、私も知らない言葉があれば調べていました。それが勉強になりますし、新しい知識となっていました。

しかし、最近の若い人たちの間では、ググらせるなカスという言葉が流行っているそうです。恐らく、自分たちにわかりにくい言葉で説明するなということだと思います。

言っていることももっともな部分もあり、例えば、アジェンダという言葉が流行りましたが、議題のことです。議題と言えばいいのですが、わざわざアジェンダという言葉を使うことによって、カッコいいだろう、こんなすごい言葉知ってるんだぜととらえられるのもあります。

そんな部分を小さい時から見ている人は、そんな難しい言葉を使わずに、分かりやすい言葉を使えばいいのにと思ったのでしょう。

4月から新入社員が入ってきます。仕事の説明をすると、専門用語ばかりになり、新入社員は単語を覚えることから始まります。しっかりと理解してもらうために、分かりやすい言葉を使うよう心掛けも大事ですね。

ググレカス、ググらせるなカス両方とも言い分は分かります。ただ、お互いに思いやりがあればもっと良くなると思います。