画像生成AIで「世界名画リレー」を作ったので見てみて
ちょっと何言ってるのか意味分からない?
ですよね……
なぜこんなものを作ったか?
それは、そこに名画があったから。
もう少し説明すると、パブリックドメインの絵画は「イジるの可」だから(著作権が消滅し、クレジット表記なしで二次創作の利用可能)。
世の中にはパロディ作品が溢れてるから大丈夫だろ、たぶん。
まあね。「やってみた」シリーズだから。
原画に忠実ではありません。
あくまでもイメージってことで。
お、そろそろスタートの時間のようです。
世界の名画、彫刻のみなさん、準備はよろしいでしょうか。
では、いってみよう!
スタート🏁
『落穂拾い』 ヨォーイ ・・ぱふ!
第1走者
『落穂拾い』 農婦ガンバレ!
第2走者
『モナリザ!』 アナタ走れるのか!?
第3走者
『ゴッホ!自画像』 おじさんでも走る!
第4走者
『ナポレオン!』 何か、圧がすごい!
第5走者
『パール娘、再び』 ここでも登場!
第6走者
『牛乳をこぼす母』 夢のバトン、いけー!
第7走者
『サモトラケのニケ』 まさかの顔出し!
第8走者
『自由の女神』 ドラクロワと間違えてないか?
第9走者
『ルイ14世!』国王、えっ?走るの?
第10走者(=アンカー)
『ジーザス!クライスト』 マジか!?走るのか?
ゴール!🏁
生成AI:ChatGPT-4+DALL・E 3
またアホなことで遊んでしまった。
名画と言いつつ、名画じゃないものも混ざっていますが、細かいことを気にしたら負け。
せっかくの高度な最先端技術を、このような馬鹿馬鹿しいことに使っていいのだろうか、とも思いますが……。
そう、これも学びと研究なのです。
「ただ遊んでいるだけだろ」と思われたあなた。
だいたい合ってます。
が、こういう活動の中でこそ、画像生成AIの本質が浮かび上がってきます。
AIの「苦手なこと」「できないこと」が、だんだん見えてきます。
多くの人がまず入門として作成する、美少女やファンタジー等の美麗な画像を作るだけでは気付かない領域というのがあるのです。
AIとの対話を通じて、AIの偏屈な性格というか、クセというか、ヤツの認識や感覚が、おぼろげながら掴めてきます。
案外、AIが分かってないことも多いし、「あなた(AI)の頭の中ではこういう解釈なのね」という意識のズレに気付いたりします。
「無茶振り」こそが生成AIの醍醐味。
無理をさせて、AI側が「ごめん、お手上げ」となってからが勝負。
熱く激しいジャブの応酬から、ファンタジスタが生まれるのです。
また、真面目な話をすると、元ネタの利用に関しては、必然的に著作権や二次創作(パロディ)、コンテンツポリシーなどにも、かなり気を使うようになります。
この記事で取り上げた絵画や歴史上の人物は、おそらく問題ないはず(わりと攻めてるのもあるのでドキドキはあるが)ですが、使用をあきらめた作品もありました。
例えば、有名なピカソやムンク、モネなどの作品は、コンテンツポリシー的にAIでの画像作成・加工はできませんでした。(「問題があるので作れません」というメッセージが表示される)
日々、試行と失敗と発見。
どうせなら、アハハと遊んで笑って楽しむほうが私向きです。
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