見出し画像

からかい上手の高木さん 最終20巻 感想【ネタバレあり】


からかい上手の高木さんさん遂に完結

高木さん完結のニュースを聞いて、単行本派なので最終巻発売まで待ちました。
予約注文しておき12時過ぎてすぐKindle版を読みました。
深夜に一気読みで、大満足です!

20巻は以下の9つのエピソードが収録されています。

  • ブランコ

  • 紙相撲

  • カラオケ

  • 夜更かし

  • 相対性理論

  • 好きということ

  • おまもり

  • セリフ

  • 夏祭り

どれも、素晴らしい出来なのです。最終回へ向けてストックしていた珠玉のエピソードを惜しげもなく投入した感じです。クリティカル級だらけです。

そして、「好きということ」からは
怒涛の展開です。詳しく紹介します。
最終回を見据えてということでしょう。

そして、ほぼほぼ高木さんと西片しか登場しません。
田辺先生すら登場しないです。

怒涛の展開


「好きということ」で、西片が高木さんのことは好きではないんだ うんと
勝手に納得しそうになりながら、最後でモノローグはないですが、やっぱり好きかもと語ります。(走ることがと誤魔化しながら)

「おまもり」で遂に、今 好きな人と相合い傘しているのか。 と明確に心情が描写されます。
この辺から、西片の行動が高木さんに予想を超えるようになり、雨が止んだのに相合い傘を続けてしまいます。 もう、この辺はどんな顔して読んでいたのやら…

「セリフ」では、付き合うとは、告白とはということを中井くんに聞き、高木さんに誘われ夕日を見に海へ。これは高木さんの告白 誘導だったのかもしれないですが、上回るセリフを言われ無しに
海ではしゃぐ見開きページは、なんだか涙が出てきます。

そして、最終回へ

最終回の夏祭り

最終回は夏祭りが舞台
中学3年生の夏休みです。映画版では既に付き合っていたようですが
アニメ2期の「約束」(原作も含め神回)→ 「夏祭り」へのリスペクトのような展開になります。

はぐれる → 花火が始まる → 西片走る → 再開 までは一緒ですね。
アニメ(中学2年)では再開したときには、花火が終わってしまいますが、その後 初めて手をつなぐ素晴らしい話になっています。

今回は、冒頭で西片は「今日、告白しよう」と決意し、はぐれないようにと早々に手を繋ぎます。
アクシデントではぐれますが、西片の行動パターンが分かると読んだ西片が走り花火開始前に再開できます。(読者はどうなるかと固唾を呑む状態です)

そして、花火が上がると同時に「好きです。高木さん。」と告白
高木さんは聞こえないふりして何度も言い直させ
「ゴメン、最初から聞こえてたんだ。私も好きだよ。西片」と抱きつきます。
いや〜 やばいやばい

別作品のネタバレですが、ふだつきのキョーコちゃんでも同じシチュエーションでの告白がありましたね。夏祭り 神社 花火が山本先生はお好きなのでしょうか。
個人的にも花火が大好きです。

告白後の手繋ぎは完全に恋人状態です。
思えば高木さんが入学式から意識して、2年4ヶ月ぐらい、からかい続けて、無事に告白してもらえて高木さん良かったですね。

ラストシーンは新学期の登校で、いつも通り顔が赤くなる西片とからかう高木さんですが、しっかり手が繋がれています。

しみじみ

読み終えて、多幸感に包まれました。
思えば1巻から19巻まで、二人のイチャイチャ(?)を見守ってきて、ひとつの決着を迎えて姪っ子が結婚したかのような気分です。

アニメ3期や映画でも、直接的な告白(好きです的な)は無かったので、一段とすっきりしましたね。

少し補足ですが最終回は、クラスメイトは全員登場し、三人娘はツッコミを入れ北条さんと浜口はデートしてますが北条さんは浴衣でないので、まだ付き合ってはいないのかも?! 中井くん、真野ちゃん 木村、高尾も登場します。

それにしても、最終巻はキレイなシーンが多く、とくに見開きページは時が停まるような感覚になりました。
そうすると、ひとつの思いが出てきますね。

アニメ化・映画化は

大人気のからかい上手の高木さんは実写ドラマ化されることも発表されています。

アニメ化は素晴らしいクオリティだったので、最終巻をアニメで見たいという要望が湧いたのは私だけではないはずです。

まだアニメ化していない珠玉のエピソードは残っていますし、3期の終わりホワイトデーから3年の夏休みまでを4期で描いてくれれれば幸いです。
最終回前は「好きということ」「おまもり」「セリフ」をやって
最後は「夏祭り」で丸まる使ってくれれば言うこと無いです。

アニメと言えばエンディングソングのカバーが話題ですが(映画でも週替りで4曲!) 終了してしまったスマホゲーム キュンキュンレコードの曲がCD化されていないのでなんとかして欲しいところです(全部取れてないのです)

ともあれ原作の山本先生 素晴らしい漫画をありがとうございました。そして、お疲れ様でした。他の連載も終了して、しばらく充電期間に入りそうですが、新作を楽しみにしています。

高木さんロスになりそうですが、まずはドラマを見てみますかね〜

追記

高木さん最終20巻読むと多幸感に包まれるので「好きということ」から最終話「夏祭り」までを読んでから寝るというルーティンが発生中
嫌なことがあった日にもオススメです。
そして、やっぱりアニメ化して欲しい 素敵な声優陣と演出、作画で見たい!

ということで妄想を記事にしてしまいました。ご興味あれば


この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?