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ローエンドロッド宣言の話

 私は、初心者からハンドメイドルアーで管理釣り場を楽しんでいます。リールはカーディナル33とかミッチェル408とかオールドリールに拘っています。そして、ロッドは初心者用というかなるべく安いものを使おうと思っていました。

身の丈にあう道具とは、自分でバラせる道具。

 だけど、気を抜くとちょっと良いものを買いたくなってしまいます。

 この気持ちを断ち切るためにもローエンドロッド宣言をしたいと思います。

 高価な道具はそれだけ高価なパーツを使用してあります。工業技術を注いで、最新の素材を使って、ハイエンドが高価な理由はたくさんあります。

 ただ、私のレベルで使っている限り絶対にそこまでの機能は使いこなせないし宝の持ち腐れになることでしょう。

 それにファンタジーの世界とは違って装備するアイテムで戦力が2倍3倍になるようなものではないはずです。リールをステラにして、ロッドを〜ウルフとかにしてもきっと釣れないでしょう。トッププロはそれが必要で、活かせると思うけど、私程度の実力では必要なし。


 それに、釣果の理由が何かを考察する時にプラス要素を省けば省くほど、釣れたことは残りの要素になると思います。自分だけの実力が測れると思うのです。このロッドだから掛けられた魚だ。このリールだから寄せられた魚だ。という道具由来の要素を極力排除することで、釣れた理由はそれ以外だと言えるようになるでしょう。つまり、釣り人、ルアー、釣り場、運などで釣れたということになる。(…主には釣り場の力と気候や日照の運で釣れていると思います。)

 自分の実力と自分のルアーの実力を測るためにも、その他の要素はチープに行こうと思います。

初めて買ったロットトラウトX

 ローエンドロッドはたぶん重い。だからきっと丈夫だと思う。たぶんハイエンドは軽量化のために実用強度を犠牲にしていると思う。たぶん、そうだと思う。だって、ローエンドロッドが折れた話は聞かないもの。折れるのはみんなハイエンドだ。扱いとしてはローエンドロッドを使っている人の方が悪いと思うけど。そう考えると、安物の方が見方によっては道具として信頼できると思います。

 途端にタフな感じがしてきます。アスリートの道具と見るか、あくまで実用道具とするか。ローエンドロッドはタフでヘビーデューティでサバイバルで、軍モノ系のかっこよさがあると思うのです。

 一生ローエンドロッド宣言。
良いパーツを付けたかったら自分でつけます。
また、ロッドを改造したことは無いですけどね。


楽しもう!

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