耳栓さようなら

3年前、息子は大きな音が苦手で耳栓をランドセルにしのばせて学校へ行っていた。
何かしらの行事の時、体育館でみんなで合唱する音が苦手だった。
その対策で先生に許可をもらって、つらい時は耳栓をつけるようにしていた。

つい先日、ランドセルから耳栓が出されていた。
ランドセルから出されているのを見て、まだ入ってたんだな…、ということと、あの大変だった日々がよみがえってきた。
大変だった時は、この先このままの状態がずーっと続くとぼんやりと思っていた。

そんな中、どんなタイミングかは思い出せないのだけど、
『世界に通用する子どもの育て方』
という本に巡り合う。

世界に通用する子どもの育て方

私がそれまでに見聞きしていた子育て対応とは全く違ったことが書いてあり、これなら私もできるかも？と思った。
そして、本に沿った講座
『ポジティブペアレンティング講座』
を受講して、今の大変な日々はいつまでも続かないという希望が持てた。

それから素敵な巡り合わせもあり、劇的な良い変化が続いて、いつの間にか大変な日々は薄れていた。
そして息子自身、もう耳栓はいらない、と判断して、毎日のお供から外したんだろう。

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