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新米PMがまず最初にやるべき4つのこと~pmconf-day1の学びから実践へ-

pmconf初参戦レポート!

どうも。RettyのよしDです。
10月から本格的にRettyの検索機能周りの新米PMとして走り出しました。
本日は毎年恒例となっているpmconfに初参戦です!
今回は「PMのキャリア」を個人的なテーマにして、#pmconfjpのツイートや各登壇から自分なりに思ったことをお伝えできればなと思います。

前提

「どこでも活躍できるPMになるには?」
に対する現時点での個人的見解をまとめ、実践にまで落とし込みたい

PMはなにから始めればよいか?

プロダクトマネジメントトライアングルにあるようにPMがやるべきことは多岐に渡ります。

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新米PMの僕にとっては「結局なにからやれば良いんだ…」となる毎日ですw
本日の総括をすると

①:まずはPMキャリアヘクトに基づいて自らの現状を知る
②:①を元に、マネージャーとどのスキルに重点をおいて伸ばすべきか決めて、とにかく伸ばす
③:まず短期的&中期的にどう成果を出せばよいか、をマネージャーとすり合わせておく
④:学びながらも、今の自分にできないことは人を頼ってでも突破する

の4点だと思いました。
それでは一つづつ簡単に見ていきましょう!

PMに必要なスキルセットを明文化して把握しよう!(①)

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ここではエン・ジャパンの岡田さんの登壇内容が中心になります。
結論、エン・ジャパンさんで使われているPMキャリアヘクトシート(下記リンク内参照)を用いて、今の自分のPMとしてのスキルを定量化&明文化したいと思います。

岡田さんによると、かつてのエン・ジャパンさんでは

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という課題があり、退職者が増えたり将来不安なまま日々を送るという課題があったそうです。
ただ、冒頭で言及したプロダクトマネジメントトライアングルは実用性に乏しく、かつ難易度が高いので現場での利用には向かないとのこと。
そういった背景からPMキャリアヘクトシートが生まれたとのことです。
まずは自分の現在地を把握するためにこのシートで自分のスキルを明文化したいと思います。

注意点は、こちらのシートは各企業で最適化する必要があるということです。
各社でPMに求められるスキルは微妙に異なってきますからそれは当たり前かもしれませんね。

何を伸ばすかを決め、あるべき姿を明確にしよう!(②&③)

スキルの明文化ができたら、そのシートを元に

「じゃあ自分は、今なにを伸ばせば良いんだっけ」

ということを決めようと思います。
このときに、先程のPMキャリアヘクトシートが効果的とのことです。
視覚的にも課題を認識しやすく共通の認識を持てるので、マネージャーとの1on1で利用するのはかなり効果的だそうです。

僕は企画職(ディレクター/プランナー)上がりのPMです。
デザインや開発に関して学ぶことがより多いと思っています。
今回、LINEの二木さんやTeam Spiritの小泉さんのお話もお聞きしました。
その中では、技術的なバックグラウンドや知識が豊富なPMが特に重宝されている印象を受けました。
エン・ジャパンの岡田さん曰く、まず始めに学ぶ言語としてはSQLをオススメされていました。
理由は、「比較的簡単に学べる言語である&答えが明確に返ってきて成長を実感しやすいから」とのことです!
僕も実務で書いていますが、まだまだなのです…
まずはSQLを極めるところからかなと思っています。

そして、何を伸ばすかを決めると同時に僕のような新米PMの場合、

短期的&中期的にどういった活躍やアウトプットを求められているか

をマネージャーとすり合わせて置こうと思います。

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NewsPicksの杉浦さん、GoodPatchの土屋さん、クライス&カンパニーの丸山さんのパネルディスカッションでは「PMは特に信頼貯金」が大切とのことを話されていました。
そのために、「小さくても成功体験を積む」ことで周囲の信頼を得て今後の動きやすさが変わってくるとのこと。
その成功体験を積むためにも、期待されている短期的&中期的な活躍やアウトプットの認識を揃えておき、すべきことの解像度を上げることが必要だと感じました。
それに加えて、日々当たり前のことを当たり前にアウトプットしていくことも必要ですね。
今後も日々の積み重ねで周囲の信頼を大切にしていきたいです。

PMに必須な能力は「突破力」、それを形成するのがスキルだ!(④)

上記では個々のスキル的なことを記載しました。
しかし、本日の各登壇で共通して皆さんが言っていたのが

「PMとは、どんなことをしてでもなんとかしてユーザー価値を高める人」

ということでした。

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足りない部分は周りに助けてもらってでもなんとかする、"突破力"を持ったPMが今後もずっと必要とされる人材だ

なにか壁にぶつかったとき、それをなんとしても突破した経験を持っているPMは強い。
そのために開発やデザイン、ビジネスのスキルセットを持ち合わせることが必要なんですね。

特にNewsPicksの杉浦さんは、一つ優れたスキルをもったPMは活躍しやすいのではとおっしゃていました。
PMはエンジニア、デザイナーと協業することが多いです。
つまり上記でも述べたように信頼貯金をもとに仕事をすることが多いですよね。
その人がまずは力を最大限に発揮できる強みがあると信頼を得やすいのかなと思います。
その一方で、僕のような企画職がバックグラウンドにある新米PMはまずはジェネラリスト的なPMを目指しても良いのかなと考えています。
開発、デザイン、ビジネスの全方面でまだまだ学ぶべきことがあります。
今のうちから決めてしまうことはまだ出来ないのが本音です。
まずは全ての水準を上げるための計画&todoを明確にして習慣化し、どの道も選べるようなレベルになることを今の目標に据えようと考えています。

まとめ

今回は個人的に「新米PM」という立場からpmconfの学びをまとめてみました。
新米PMに限らず参考になる部分があれば幸いにです。

初のpmconf1日目が終了。
2日目はいくつ聞けるかわかりませんが、少しでも学びを自分の成長に昇華できるように日々精進していきたいと思います。

今回上記テーマのために拝聴した講演一覧

A:LINEのPM、ぶっちゃけどうなの座談会
(二木 祥平氏 LINE株式会社)

B:“失敗事例で学ぶ” 失敗しないプロダクトマネジメント- PMの必須スキルと、自走する組織のつくりかた -
(岡田 康豊氏 エン・ジャパン株式会社)

C:テクニカルアドバイザー 及川卓也 × エン・ジャパン 公開トーク- PMの必須スキルと、自走する組織の裏側 -
(岡田 康豊氏 エン・ジャパン株式会社)

D:プロダクトマネージャになるには
 (株式会社チームスピリット 小泉 剛氏)

E:企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略
(株式会社ニューズピックス 杉浦 正明氏/株式会社グッドパッチ 土屋 尚史氏/株式会社クライス&カンパニー 丸山 貴宏)

F:異動、転社・転職などを活用したプロダクトマネージャーのキャリア戦略

(Eと同様)

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