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舐められた日銀、これでも日銀は決定会合で動かないのか・・・

先週末の大引後、17時前後に夜間取引の日経平均先物が一気に300円ほど上昇。「一体、何が起こったのか???」。為替も142円へ迫る勢い。状況が分からず、日経のサイトなどを確認するが、すぐには理由がわからない。その後、海外サイト・ロイターで「来週の日銀決定会合で政策、YCCの変更は無い」との報道によって、為替は円安にふれ、株価上昇。週末のマーケットが閉まったのを待っての報道と考える。ただ、デリバティブは夜間でも取り扱いできるので、日経平均先物で勝負してもいいのだが、300円ほど上昇した後は、もみ合いで、株価に大きな動きなし。テレビ報道で「断固たる処置をとる」の為替介入発言も効果なし。株価、為替の今後の行方は週明けに持ち越された。それにしても、大引け後に「政策変更無し」をすっぱ抜かれた日銀は面目丸つぶれ。為替介入発言も「口先だけ」を露呈。日銀はこのまま、日銀決定会合で「政策変更無し」のままなのか。それとも、YCCだけでも修正するのか。市場関係者、そしてマーケットに「舐められ」つづける今の日銀は、何も行動を起こせないのだろう。机上の理論者と、身体を張った生きるか死ぬかの関係者とでは、あまりにも感覚が違いすぎるのだろう。円高で物価高騰、庶民が苦しんでる中、物価はいずれ落ち着くなんて、悠長な感覚が、全くもってなってない。

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