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ドメインはなぜ「住所」と言われるのか

以前このブログで紹介をした日経新聞の記事ですが、タイトルは『狙われるネットの「住所」』というものでした。みなさんドメインネームはオンライン上の「住所」とか「アドレス」とか言いますが、その理由を知らない方が意外と多い様なので、説明します。

住所って、所在を表す指標ですよね。
例えば、神宮球場であれば「東京都新宿区霞ケ丘町3-1」です。もちろん日本の東京です。神宮球場の住所を英語で書くと
「3-1, Kasumigaokamachi, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan」です。単語間のコンマと半角スペースを「.(ドット)」に置き換えると、以下のようになります。

3-1.Kasumigaokamachi.Shinjuku-ku.Tokyo.Japan

どこかで見た事のある形式ではないでしょうか?そうですドメインネームと似ていますね。ドメインで日本=Japanを表すのは「JP」ですね。では、JapanのみJPに置き換えてみましょう。

3-1.Kasumigaokamachi.Shinjuku-ku.Tokyo.jp

ドメインネームになってしまいました。

ドメインネームは、アメリカで開発されたものです。アメリカは英語を公用語としている国です。英語で住所を書くと日本語と順序が逆になるので、番地から始まり、都道府県や国名で終りますよね。
この英語での記載を基に、コンマではなくドットで区切ったものがドメインネームです。ドットにしたのは、コンピューターが判断しやすいからでしょう。

要は、英文で住所を表記した形を踏襲しているため、ドメインネームは「オンライン上の住所」なんですね。

意外と知らない方が多いと思います。こんな豆知識ですが、今後ドメインネームを考える際に役立つかも知れません。

ドメインネームに関するお問い合わせは、Com Laude株式会社まで!


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