大切な事を教えてもらった、結婚記念日
昨日は、私たち夫婦の19回目の結婚記念日。
毎年、何かみんなでお祝いをしにいくのだけれど、息子がコロナ陽性になってしまい、今年はお家で過ごす事に。
本当は以前から気になっていた、郊外のランチに行こうと思っていたのに、行くことは出来なくなってしまった。
別に行けない事は、仕方のない事だし、また、いつだって行ける。
それより、私が思ったことは、何気なく当たり前のように結婚記念日を迎えられていた事に、ありがたさと、いつも同じように過ごせるとは限らないということだった。
毎年こうして一年、また一年と積み上げられていくこの年輪は、簡単な事ではなく、こうして家族4人で迎えられていた事すべてが、凄い事なのだと。
19回もお祝いしてきたのに、今ごろ気付くなんて...。
きっと、私にとって結婚とは、足りないところや人として大切な気付きをたくさん教えてくれているのだと思う。
結婚記念日。
それは、これから共に生きていこうと誓った日と同時に、家族で過ごす何気ない日々を感謝する日なのだと。
また、新たな日が今日も始まって、こうして、自宅待機で家族がそれぞれの時間を共有しながら、何気ない一日を過ごしている。窓越しに見える雨上がりの冬空を眺めながら、これからも、家族としての年輪を刻んでいけるようにと、流れる雲に小さく祈る私であった。
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