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フリーランスからWebマーケ会社に転職して分かった会社員のメリット・デメリット

みなさん、こんにちは。岐阜でWebマーケをやっていますYoshi(@motoy0shi)です。

お世話になっている永井先生から、以下のお誘いを受けました。

というわけで、WEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみよう Advent Calendar 2020の12日目の記事を担当させていただきます!(ノリで参加したら、錚々たるメンバーにビビったのはここだけの話…)


今回のテーマは、「フリーランスと会社員の働き方

最近、世間では「Webマーケターとして転職」したい方がなぜか増えているように感じます。また「自由に働ける」点がフィーチャーされて、「Webマーケで独立する!」みたいな方もちらほら見かけますね。

よく会社員から得た知見を生かして、フリーランスになる方は多いと思いますが、僕は逆パターンで、フリーランスで得た知見で今の会社に転職しました。

そこでフリーランスと会社員の働き方の違いなどについて、とても主観的に書き連ねたいと思います。異論反論があったら教えて欲しいですが、燃やさないでください(お願いします)

そもそもなぜ転職したのか

もともとWeb業界に足を踏み入れたのは、趣味でブログを立ち上げたことでした。最初は全くアクセスがなかったのですが、SEOを独学で研究した結果次第にアクセスは伸びて、それに伴い収益も出るようになりました。

「これはいけるんじゃないか」と調子を乗ってフリーランスとして、メディア運営をしつつ、試行錯誤して得た知見を使って、コンテンツマーケティングのお手伝いもするようになります。

ただその中で、Webマーケティングの面白さに触れて、「食っていけるスキルをもっと磨きたい」と思い、ガチでWebマーケティングに関われそうな会社を探したところ、今の会社にたどり着いたわけです。

ちなみに好きな言葉は「サイトはアルゴリズムで飛ぶけど、知識とスキルは飛ばない」です。笑

※もっと詳しいことを知りたいという稀有な方は、こちらの記事もご覧ください…!


会社員のいいところ

①自分の看板だけじゃできない仕事ができるようになった

一番大きいのは、個人でできない仕事ができるようになったことだと思っています。

思い出すのは、以前、個人事業主の時に、とある企業の方から言われたことです。その当時に僕は、たまに展示会に参加し、ブースに飛び込み営業みたいなことをしていました。

僕が「〜というメディアを運営している(自分の名前)です。個人事業主として運営しています」と名刺を差し出した時に、こう言われたのでした。「法人じゃないんですね。」と。自分の力不足に悔しい思いをしたのを覚えています。


いま僕がWeb集客支援で関わらせてもらっているのは、東証一部上場企業のプロジェクト。おそらく個人だったら直接お話することすら難しいような方たちです。そんな方達と一緒にプロジェクトができるのは、会社として働くことの強みだなと感じています。

Web業界は、かなり格差が広がっているように感じます。一流プレイヤーの方々は名前だけで仕事が受けれるほどすごい方達です。一方で、僕みたいな凡人はそう簡単によい仕事がやって来るわけではありません。

であれば、やはり会社の看板を借りて、良い仕事のチャンスを得て、経験値やスキルを磨くのが上を目指す近道ではないかと思っています。


自分の専門領域じゃないことも学べて、知識やスキルの幅が広がる

僕が今の会社に入って一番学びたかったことは、営業スキルでした。

フリーランス時代、営業に出向くことがあったのですが、いつもどう自分の価値を見せていくか悩んでいたからです。ダメ営業マンだった僕は、お客さんの前で「〇〇もできます。■■もできます。何か仕事ください」みたいなことを言っていたのです。それじゃ仕事取れませんよね。


幸いにも入社して配属されたのは、営業&マーケティングを担当する部署。先輩や社長がどう営業してくるかを一番近いところで学ばせてもらっています。

そこで学んだのは、当たり前ですが「営業は課題解決のためにある」こと。いくらよいスキルを持っていても、それでお客様の課題が解決しなければ、買ってもらえないのです。おかげさまで少しずつ営業スキルも磨かれているなと思っています。


また本題とは逸れますが、会社員だと、学んでいることに給料が出ることはすごいなと思います。

これまで自分で時間を作ってお金を払ってセミナーに出ていたのに、今は給料もらいながらセミナーに参加させてもらえるのです。弊社だと、Web業界で著名な方をちょくちょくお招きし、セミナーが開催されており、本当に有り難いです。


③同僚っていいよね

会社で働き始めて一番思うのは、同僚がいることのありがたさ。

フリーランスはやっぱり孤独なんです。だからいろんなネットワークをつくって、コミュニティに参加して、繋がろうとする。Twitterもやりすぎちゃう。

でも、会社にいると、朝に「おはよう」と声をかけ、一緒にランチにお出かけして、仕事で困ったことを聞けて、時々たわいもない話もできる。こんな日常の些細なことが僕にとっては結構ありがたいなと思うんです。

人間関係は、会社の入る理由にも仕事を辞める理由にもなります。ただ幸いにも、うちの会社は良好で、大変な時にも「大丈夫?」と声をかけてくれる同僚に本当に感謝しかないです。


会社員のよくないところ

ここまで書いたら、もうこの文章は終わりでいいですが、意見が偏るので一応デメリットもさらっと書いておきます。笑

①お昼休みに遠くまで食べに出かけられない

当たり前だと思いますが、お昼休憩は1時間です。1時間で外に食べに行こうとすると、なかなか行動範囲が限られます。

会社周辺に美味しいラーメン屋さんが少ないため、お昼が近所のセブンイレブンになりがちなところが減点です。


②毎日定時に出社できる人はすごい

転職して最大の試練は、正社員になるのは4年ぶりだったため、まず朝決まった時間に起きることでした。

それまでの生活はというと、朝9時か10時くらいに起きて、お昼ちょっと前から仕事をして、夕方疲れたら仕事を終える感じ。

入社して約1ヶ月は遅刻にビビりすぎて、夜中に3回目覚めるような毎日でした(現在はちゃんと寝てています)世の中の会社員には、尊敬の念を禁じ得ません。


③欲しいものをなんでも買えない

当たり前ですが、ちゃんとした会社は購入にも「申請」が必要です。勝手に買ったら怒られます。

これまでとりあえず気になったら買う癖がついている僕にとって、なぜ必要かを説明するのは大変なのです。まぁこれは僕が会社員に向いていないだけかもしれません。笑


おわりに

この記事では、フリーランスから会社に転職した僕が思う会社員のメリット、デメリットについてご紹介しました。

正直どちらが良いかは人によりますし、今の僕は会社員でいますが、5年後、10年後同じかは分かりません。

とはいえ、未経験の方でもしWebで食っていくなら、まず信頼できそうな会社に入ることが近道だなと思っています。まずはアルゴリズムで飛ばない知識を自分のうちに蓄えると、きっと次のステップが見えてくるはずです。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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