フリーランスだった僕がWEBマーケ会社に就職してみて今、思うこと
こんにちは。Yoshi(@motoy0shi)です。
私と直接面識がある方はご存知だと思いますが、2020年3月より岐阜にあるWEBマーケティングの会社で、マーケッターとして働いています。
実は、それまではフリーランス(個人事業主)として、2年弱ほど活動していました。さらにその前は、フリーターとして2年近く働いていました。
実際、フリーランス時代は自分にとっても楽しい時期でした。朝早起きしなくてもいいですし。笑
そんな自由を手放してまで、なぜWEBマーケの会社に入ったのか。その経緯を少しご紹介します。
ここ数年、「フリーランス」の知名度も上がり、インフルエンサーの影響もあってか、「フリーランスになりたい!」との声をTwitterでもよく見かけます。
私自身、仕事の選択肢として「フリーランス」はありだと思いますが、生き抜く強さみたいなものが不可欠と感じています。
その経験を踏まえ、今思っていることを書き連ねていきます。
フリーランスになるまでの経緯
大学卒業後のフリーター生活
時は、大学卒業まで遡ります。
当時、僕は海外に留学したい気持ちでいっぱいでした。英語を使って、グローバルな仕事をするために、もっと英語を学びたいと思ったんです。
だから、特に就活もせずにいたのですが、結局いろいろな理由でその夢は叶いませんでした。
お金もなかったので、とりあえず名古屋にある某IT企業のコールセンターでアルバイトをはじめました。
そのバイト先では、IT企業の一片を見ました。目まぐるしい変化と結果に対するコミット。
こう書くと、すごそうなイメージですが、実際は1日8時間ひたすらお客さんから来る電話対応で、やはりストレス溜まっていました。とはいえ、給料良かったのでしばらく続けていたんですが。笑
ブログの開設
その裏で、自分が好きだった旅をテーマにブログを立ち上げます。
最初は、1日100アクセスもあれば良いほうで、Googleに「ブログ アクセス 増えない」なんて検索しちゃう日々が続きました。
お金を稼ぐためバイトを2つ掛け持ちしていたので、1日10~11時間くらいバイトしては、夜中に記事を書く生活がしばらく続きました。この頃は本当に辛かったですね。。。
ブログが花開く
情況が変わったのは、始めて半年過ぎた頃でした。貼っていた広告が結果を出し始めたのです。その数ヶ月後には、バイト代ほどが毎月稼げるようになっていました。
その年の秋、義祖父が亡くなります。「なんとなく惰性で生きてきたけど、人生を無駄にしちゃダメだ」こう思った私は、その年末でバイトを辞めて、フリーランスとして生きてみようと決意したのでした。(今思うと結構ヤバイと思います)
フリーランス時代
とにかく人に会いに行った
年が明け、僕は正式に個人事業主として開業しました。フリーランスになった僕は、とにかく時間があったので、まず人に会いに行きました。
取引のあった代理店さん、Twitterでつながった方にアポを取り、近場の名古屋はもちろん、新幹線に乗って東京、京都、大阪に行きまくりました。
今思うと、フリーランスで大事なのはコネです。いや、「ゆるやかな繋がり」とも言えるでしょうか。
基本的に、フリーランスは孤独で、仕事の話やフリーランスならではの悩みを話せる人はかなり希少です。
だからこそ、損得抜きで話せるフリーランスの友人はとても大切だと思っています。
また同業の先輩方はとても優しい方ばかりで、本当にいろんなことを教わりました。SEOの話、よいコンテンツの作り方の話、サイト構造の話などなど。
今の僕の中にある知識は、こういった方々のおかげです。本当にありがとうございます。
フリーランスは結果がすべて
フリーランスで一番感じたのは、どんなに頑張ったかは全く関係ない。結果がすべてだ、ということです。
フリーランスを志している人に水を差すようで申し訳ないですが、フリーランスはめちゃめちゃ厳しいです。来年、いや来月いくらお金が入ってくるかは、ぶっちゃけ未知数です。
実際、僕も先月と今月で収入がウン十万円違うとか、ザラにありました。一方で、頑張ったら結果として返ってきます。(いつもそうではない)
その意味では、限られた時間とお金でいかに最大のパフォーマンスを出すかをいつも考えされられるので、自分自身とても成長したなと感じています。
仕事の報酬は「仕事」
フリーランスで一番刺激的だったのは、たくさん面白い仕事ができたことです。
その当時、僕は個人でありながら、企業とのコラボレーション企画を立てようと奮闘していました。企業のお問い合わせフォームに提案メールを出したり、イベントがあった際は足を運び、ブースに飛び込み営業したり。
その中で、なんと日本でも有名な企業さんとのコラボを実現できました。思い出深いのは、スーツケースの伝道師こと佐藤さんです。
スーツケースをこよなく愛する佐藤さんをWEBで拝見し、「ぜひ取材したい」と申し込んだところ、その後開かれたイベントに呼んでくださったのです。
佐藤さんとの出会いは僕にとっても大きなできごとで、会社で働くキッカケにもなりました。
頑張ってやっていると、誰かは見てくれています。一歩踏み出せば、新しい世界が見えてきます。だからこそ、やり続けることが大事だと教わりました。
フリーランスもいいけれど、もっとチームで働いてみたい
僕の仕事は、WEBメディアの運営、ライター、企業向けのオウンドメディア構築支援などでした。
仲間にも恵まれ、とても楽しく仕事をしていた一方、WEBマーケティングの世界にどっぷり浸かるうちに、もっと極めてみたいと思いました。
企業とのコラボレーション企画をしていく中で、個人での限界にもどかしさを感じ、「これが企業だったら、もっと面白いことできそうなのに」と思うようになったのです。
1人ではできなことでも、チームで動けばもっといろいろできるはず。そう考えた僕は、自分のステップアップとしてWEBマーケティングの会社に入ってみたいと思うようになりました。
WEBマーケ会社で1ヶ月働いてみて
僕の転職活動
いざ会社で働こうと思い、いろいろな会社をチェックしはじめます。
自分の中で会社を選ぶ軸は、この3つでした。
①一流の人と、本気で仕事ができる職場
②後ろめたくない、誠実な商売をする
③社会的に意義のある仕事ができる
こうして調べていたところ、あるベンチャー企業が見つかりました。
そのベンチャーの代表がTwitterをやっていたので、過去ツイートを2年分読み漁りました。そして、「ここなら、きっと会社にも役立てるし、自分の成長になるはず」と思い、アポを取って会社訪問しました。
実際、代表に会ってみて会社のビジョンを聞いたとき、まさに自分の会社を選ぶ軸とマッチしていて、ご縁があって、入社することになりました。それが今の会社です。
入社してみた感想
WEBマーケの会社への入社日、僕は期待と不安が半分半分でした。
自分はWEB系の企業で働いたこともなく、自分がやっていけるのか。またフリーランス歴が長かったので、朝起きれるかも、とても不安でした。笑
しかし、そんな不安は不要でした。社長はじめ、社員の方はとても優しい方ばかりで、自分がやってきた強みを活かせるように仕事を任せてくださっています。
僕のここでの夢は、WEBマーケティングを使って、もっとよいもの/サービスが評価される仕組みをつくること。またWEBマーケティングを使って、もっとよい社会をつくっていくこと。
まだまだ先は長いですが、目線を高く持って走り続けたいと思っています。
おわりに
フリーランスと会社員。
私は。どちらが良い、悪いと評価はできないと思っています。どちらにもメリット、デメリットはあり、できること、できないことはあります。
フリーランスしていた頃の僕は、自分は絶対会社で働けないと思っていましたが、意外と今は順応できています。笑
雇用が流動化している今、形よりも何を大切にし、どう生きていきたいのか。それが私たちに問われているのかもしれません。
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3,300字にわたる僕の話を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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