見出し画像

2021年買ってよかったWebマーケに役立つ本7選

こんにちは。
岐阜でWebマーケをやっていますYoshi(@motoy0shi)です。
気づけばもう大晦日。2021年もあと少しとなりましたね。

普段から気になったら本を買ってしまう性分の私は、今年も30〜40冊は購入して、大量の積読を発生させてしまいました(反省)

ただいくつか読んだものもあるので、今回は2021年に読んだWebマーケに関する書籍から面白かったもの7冊をピックアップしたいと思います。

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

毎日堂メルマガでおなじみの、運営堂の森野さんの著書。ちなみに、名古屋でWebマーケをしていて、森野さんのお名前を知らない人は多分モグリです。

この本は、巷に多いテクニックというよりは、まったくWebマーケに取り組んだことがない会社の経営者・担当者の心がまえが書かれています。どれも納得感があり、綺麗事だけでは進まないのがWebマーケだなと改めて思わされました。

文中にある森野さんの本質的で、媚びないお言葉はほんとスカッとしますね…!電車で読んでいたら、吹き出しそうになったのはここだけの話です。

セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方

セールスコピーについて解説されている本です。ちょうど今年自社サイトのリニューアルがあり、コピーからテキストまで考える羽目になった僕が、藁にもすがる気持ちで購入した1冊です。

この本には、顧客のタイプに合わせてどういったコピーが使えるか丁寧に解説されており、とても学びが深かったです。「コピーライティングはセンスだ」なんていう人もいますが、ある程度までは訓練でなんとかなる気はするので、Webマーケターさんはぜひ読まれるとよいかと思います。

新・箇条書き思考

Twitterでもお世話になっている、リサーチャー菅原さんの著書です。一見すると「箇条書き」の本のようですが、実際は「箇条書きを通して、考えかたや伝えかた」を学べる本です。

Webマーケの仕事をしていると、社内外の方とテキストでやり取りする機会は非常に多いです。そこで考えをまとめるのに時間がかかっていると、仕事の効率は一向に上がりません。

そこで箇条書き思考です。この思考を習得すれば、早く正確に相手に自分の考えを伝えられます。きっと残業ももっと減らせるはずです。

この本はWebマーケターに限らず、ビジネスの基礎的なスキルを学べるのでぜひみなさんに読んでほしいです(私も会社の後輩に推薦しています)

良い戦略、悪い戦略

積読だったけど、もっと早く読むべきだった本の1冊です。世の中に「戦略」という言葉は溢れていますが、実のところ良い戦略とは何か?を明確に示しているものは多くありません。

この本では、戦略をひたすら深掘りし、よい戦略をつくるための方法(文中では、カーネル)について述べられています。

①課題の診断(観察や分析を通して課題を見極める)
②基本方針を立てる(課題にどうアプローチするか決める)
③一貫した行動(基本方針に沿ったアクション)

私が普段しているWeb集客のコンサルティングでも、まさにこのアプローチを真似して戦略づくりをしており、かなり手応えを感じています。

とても良書なので、戦略について見つめ直してみたい方はぜひ読んでみてください。

意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法

積読だったけど、もっと早く読むべきだった本の1冊(No2)です。私は日頃からGoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleといった分析ツールを使いますが、これまで「分析って何をすればよいか、イマイチ分からないんだよね・・・」と悩んでいました。データは出しても、次のアクションに繋がらなければ全く意味はないからです。

この本では、意思決定をするためにどう分析したらよいか、に焦点を当てて解説しています。分析手法もさることながら、データをどう見せるか(=グラフ化)の部分がとても参考になり、この本を読んで以降、分析の質もかなり向上したと思います。

戦略コンサルの技をちょっとしたお金で学べるので、マストバイの1冊ですね。

サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方

本業でSaaSを提供する企業さんをご支援することになり、勉強のために買った1冊です。サブスクリプションは、ここ最近の人気のビジネスモデルですが、マーケティングの観点で見ると、あらゆる顧客体験を掌握しないといけないので、かなり大変だなと思っています。

この本では、ただ売りつけるのではなく、どう顧客体験を設計し、プロダクトのファンになってもらうかについて解説しています。洋書なので海外事例ですが、国内サービスにも通じるポイントが多くあり、かなり勉強になりました。

ここ最近はグロースハックにかなり関心があるので、これらの書籍は読み進めていきたいと思っています。

「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版

Webマーケターの最重要スキルの1つが、Googleアナリティクスによる分析・改善です。とはいえGoogleアナリティクスについて学ぶ場は意外と多くありません。

この本は、どういった結論を導きたいかから逆算して、Googleアナリティクスをどうみていけばよいか解説してあります。パラパラと雑誌感覚で眺めてみると、こんな分析ができるんだと毎回発見があります。僕はKindleで買って、仕事で困った時に辞書代わりに使うことが多いです。

基本的な操作を学んだ初級者〜中級者の方におすすめの書籍です。

番外編:キングダム

普段ビジネス本しか読まない僕が唯一ハマった漫画が、おなじみの「キングダム」です。話自体も面白いのですが、不利な条件でどう戦局を切り抜けるか、すなわち「戦略」の部分に興味があり、毎回楽しく読ませていただいています。

ちなみにちょっと読むつもりが、Kindleで全巻買う羽目になってしまったので危険ですね。。。

おわりに

この記事では、2021年に買ったWebマーケに役立つ本を紹介しました。今回は取り上げませんでしたが、まだまだ読めていない本がたくさんあるので、来年は頑張って積まないように頑張りたいと思います…!

******************

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見・ご感想などあれば、ぜひTwitter等でお寄せください。

またTwitterでは、Webマーケに関する情報を発信しています。もしよかったらぜひフォローお願いします。

https://twitter.com/motoy0shi


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?