見出し画像

血糖値と向き合うことは人生と向き合うこと

これまで、心身の健康に向けて何をしてきたかを書いてきた。
その中でも低血糖について数記事書いている。

健康を意識するにあったって、血糖値を無視することはできないと、経験上思う。

私の勝手な考えだけれど、血糖値は自身のエネルギー指標だと思っている。

エネルギーの使い方が、自分に合っておらず無理したものであれば血糖値は乱れる。

血糖値が乱れる生活を続けていると、慢性的な疲労感や不眠や食欲不振(もしくは過食)などの不定愁訴や精神的な不安定に悩まされることになる。

また、血糖値が乱れると血管を傷つけるので老化にもつながる。

自分らしく、そしていつまでも若々しく元気ハツラツでいるためには、血糖値を乱高下させないことが大切だと思う。

アップルウォッチも血糖値を測れるモデルを開発中とのこと。それだけ血糖値を観察することは、健康にとって大切なのだと思う。


私は低血糖の症状に悩んでいた。

朝食べられない分、お腹が空いてお昼にドカ食い。(急に器以上のエネルギーを摂取する)血糖値が爆上がりする。体が急に来た大量のエネルギーに処理しきれず、一気にインスリンを出して血糖値を下げる。下がりすぎると体の力が入らなくなり手が震えてくる。それをストレスホルモンであるコルチゾールを出して血糖値をあげる。

日中に血糖値コントロールができていないので、その流れで夜間も寝てる間に血糖値が下がり、低血糖に陥る。ストレスホルモンであるコルチゾールが出て血糖値をあげる。

寝ている間も血糖値が乱高下するので、ちゃんと眠れておらず、起きた瞬間から疲れている、だるい、体が痛い、食欲ない→お昼にドカ食い…という負のサイクル。

健康診断を受けていても、私に異常があることはなかったしむしろ健康だった。
それでも、常に疲れていて、常に不安でとても神経質で、不眠に悩んでいた。


分子栄養学を知ってから、低血糖の存在を知った。

まさに私だと思い、低血糖を治したいと思った。


低血糖を解消するために取り組んだことに関しては、


低血糖を改善することは、自身にあったエネルギーの使い方を自信が知ることだと思う。

いろいろと試して、私が低血糖改善のためにこれは絶対だと思ったことは、
・3食食べる
・ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べる
・エネルギーをロスしやすい体に、こまめにエネルギーを補給をする(補食)
・予定を詰め込み過ぎない生活(いろいろとやりすぎない)
だった。

3食食べるためには、食べられる体にしないといけないのはもちろんだけれど、食事のための時間も必要。お昼と夜はそれなりに時間が取れても、朝はバタバタしていて食事が後回しとなることが多かった。

そこを食事ファーストにすることが大切で、行動の上でも意識の上でも優先順位を変えることが必要だった。

ゆっくり時間をかけて食べるにも、そのための余裕のある時間が必要。

そして、慢性的にエネルギーを消費しやすい生活や意識を受け入れて、それを改善する決意が必要だった。←ここ、重要だと思う。

ここを改善せず、いくらサプリメントで栄養をプラスしても、原因を取り除かないかぎりエネルギーはロスし続ける。

サプリメントだけでもある程度改善するのは私も体験した。それでも頭打ちを感じた。

補食は、やり始めてしばらくは常に意識していたが、今は夕方に取る程度。


私には低血糖になった原因がある。

その原因は、自分のこととして認めるにはなかなか苦しいことだった。


私の人生は常に被害者意識と共にあったけれど、それこそが私の改善すべきポイントだった。

原因を突き詰めて、受け止めて、改善しない限り低血糖からは解放されない、というのが私が行き着いた答え。


人生や意識と向き合うとともに、自分がエネルギーで満たされる生活を送ることが健康において大切なことなのだと思う。


自分の血糖値の状態を知ることは、健康へ向かう一歩だと思う。

もちろん、血糖値以外にも気にするところはあるけれど、まずは血糖値だと経験上感じる。

もし、この記事を読んでいる人が以前の私のように不定愁訴で悩んでいるなら、ぜひフリースタイルリブレで血糖値の動向を観察してみてほしい。

どういう時に血糖値が上がり下がるのか。上がった時や下がった時の体の状態はどうか。夜間の血糖値はどうか。
食後、血糖値が乱高下しない食べ方や食事内容など、ぜひ一度記録してみてほしいと思う。

きっと、そこから答えが見つかると思う。

偉そうに書いているけれど、私もまだまだ道の途中。エネルギーの使い方を体と心を観察しながら模索している。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?