緩やかな帰属先

人は、帰属先は多いほうがいいのではないかという話。
人はいつも人と人との関係の中で生きていて、有用感だったり、責任感だったり、時にはマイナスな感情もあるかもしれないけれど、その場面場面での役割が自分を自分たらしめるのかなと。

例えば私は、家族、職場、職場が所属する協議会、同業者で組織するNPO、などがぱっと浮かぶ。SNSもそのひとつかもしれない。
それぞれの場所で、自分の役割は立ち振舞は変わり、違った側面から自分の存在意義を感じさせてくれる。

どこかひとつでマイナスの感情に包まれても、別の場所ではプラスに働きかけることができる。
そしてまた明日に向かって立ち向かうことができる。

家庭や職場は、明確な帰属先になるだろうけど、それ以外の場所については、私は「緩やかな帰属先」と考えている。
そして、緩やかな帰属先を多くもてるといいなぁと。
いなきゃいけない場所じゃなく、いてもいい場所とでも言えるか。

その場所は人それぞれかもしれないけれど、きっと大切な場所(関係)になるだろうから、常にいくつか確保しておきたいものだなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?