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上勝町と神山町に行ってきました。(後編)

なぜか突然noteを試してみたくて、最近行った旅について書いてみることにしまして、今回はその後編になります。
前編はこちら

さて、前回は友人にもらった上勝ビールをもう一度飲みたいと思いたって上勝町に行った話でしたが、今回は噂の神山町です。
IT企業が相次いでサテライトオフィスを構えたことで、私の知人の一人も神山で働いてるみたいなんですが、一度この目で見てみたいと思い、上勝町から足を延ばして行ってきました。
直線距離だと近そうに見えたので、すぐ行けるんじゃないかと思いきや、まさかの一回海側近くまで戻って、再び山に入らねばならないことが判明!

まあ仕方ないですね。
なにせ神戸から徳島に行くバスの中で、神山の良さそうな宿を見つけて、予約してしまっていました。
そして、眠気と戦いながらなんとかドライブして到着した神山町。
今回お世話になるのがWEEKという宿です。(ツインのお部屋で一泊一人7000円、朝食付きでした)

こちらが母屋。
油屋さんだった古民家を改装したという風情ある建物。屋根が可愛いですね。
そして、宿泊棟がこちら。

一瞬思いましたよね。
高床式倉庫!と。

それはさておき、実はそんなに神山のことを知らない私。
宿について遅まきながら、神山についてお勉強タイムです。
手に取ったのはこちら。

学芸出版社から出ている「神山進化論」という本でした。これ、めっちゃオススメです。よくわかります。

そして、この宿のいいところは、母屋にある本を部屋に持って行っていいところ。夜読んでいたら面白くて即Amazonでポチりました。うまく乗せられてます。

さて、到着が17時でしたから晩御飯を決めなければなりません。

しかし、直前予約過ぎて宿ではご飯が食べられないということで、近くのお店を紹介していただきました。かま屋さんというお店。
しかし、先程カフェポールスターでたらふく食ってしまった我々はまだお腹空いてなかったので、お風呂に行こうということで、まずは神山温泉へ。

写真撮り忘れたんですが、これが最高でした。神山行ったら絶対行った方がいいです。(入浴料600円、バスタオルレンタル100円、フェイスタオル30円でした。2018年12月現在)

さて、風呂も入ってスッキリしたところで、かま屋さんに向かいます。

プレハブっぽいですが、中はめちゃオシャレ。
この日は、ニューヨークから来たDaveというシェフが料理を振舞ってくれるコースがおススメとのこと。せっかくなので値段も確認せずいただくことに。(一人4,500円と少々値がはりました。)

シェフのDave。
ニューヨークから神山のシェフ・イン・レジデンスというのに参加して、2017年の1月から神山にいるそう。

かま屋は、Food Hub Projectという会社が運営していて、「地産地食」をうたっています。
なんか聞いたことある話だなぁと思っていたら、今年の夏に鹿児島のGood Neighbors Jamboreeってフェスで聞いたんだったと、思い出して写真をめくっていたら。

会ってました。
マイク持ってるのがDave。
なるほど、全国でこういうのが好きな人は繋がってるんですね。

手の込んだ美味しい料理をいただきました。(ちょっと味濃いめでなので、若者向けですが)
運転があるので、お酒が飲めないのが残念でしたが、耳寄り情報をゲット。どうやら翌日に神山ビールプロジェクトの醸造所で、クリスマスイベントがあるそう。
ということで、宿に戻って就寝。

川辺に立つWEEKは朝日が気持ちいい。

部屋からはこんな感じ。いいですね。部屋もシンプルでオシャレな部屋でした。

朝食もシンプル。

一品一品が味わい深いです。パンはかま屋さんのパン。かま屋さんはパンもやってるみたい。ヨーグルトも美味しかったです。粘り気がすごくてびっくり。

そして、コーヒーをいただきながらのんびりチェックアウトまで、神山進化論を読み耽って、いざ街中の散策へ。

噂のえんがわオフィスや、カフェオニヴァを見ながら散策。えんがわオフィスは当然日曜なのでしまっていました。オニヴァさんはなんと冬季休業中ということで、12月から2月はお休みとのこと。本によると、休暇を取って旅に出たりするそう。そんなにお金を稼ぎたいわけじゃなくて、感性を磨いて常に美味しい料理を提供したいので、勉強しに行くのだとか。
そんな生き方してみたいですね。

さて、ここからはレクの時間です。(おにぎりあたためますか風)

まだ醸造所に行くのは早かったので、昨日から気になっていた場所へ。

それは、

四国八十八ヶ所お遍路の12番札所、焼山寺!
水曜どうでしょうファンなら知っている「お遍路転がし」の異名を取り、四国八十八ヶ所巡りⅢでは、行きたくないという藤村Dと大泉洋が緊迫の押し問答の末、夜中に山道30キロ走って到達するという名場面を生み出したあの場所です。

どうでしょうの中では、四国は絶景だらけと紹介されてましたが、まさに絶景。

神山の中心部から車で20分くらいかな。ほんとに夜中走ったら危ないような、ガードレールもない山道をひたすら走って、ようやくたどり着いたそこは、なんとも荘厳な雰囲気で、樹齢何百年クラスのふっといスギが何本も生えていて、それはありがたい雰囲気でした。

例の坊主の看板も見て、退散。

そしてやってきました。神山ビールプロジェクト。
奥の黒い建物が醸造所です。

地元の方らしい人々で賑わってるなぁーと思ったら「あれ、ヨシナガさんですか?」と声をかけられてみると、神戸の方々。078というイベントを主催している実行委員の皆様でした。神戸大学のアーバンデザインを研究する部門が今年8月に創設されたそうで、その一貫で視察に来られてました。なんとまあ機能のDaveといい巡り逢いますね。

今回はこちらの3本を購入。(3本で2019円。1本590円から690円でした)

さて、そろそろ帰ろうとなったのですが、レンタカーの返却までまだ時間があるなということで、再び神山温泉へ笑
いい湯でした。

徳島市内で最後のご飯に楽しみにしていたお好み焼き屋さんが、なんと貸切で入れず!また来ようと決意したのでした。駅前の居酒屋で、徳島のソウルフード、フィッシュカツを食べて帰りました。

ちなみに、車中は徳島ということで、チャットモンチーを。気分盛り上がりますよね。

徳島今度は阿波踊りの季節に来たいなー。

ではまた。

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