副業バレのリスクと副業を始めないリスク
職場への副業バレが不安で、なかなか副業が始められないと思って,
この記事を読んでいるあなた。
その気持ちとてもよく分かります。
僕は公務員をしているので、副業バレについては、あなたが想像する以上に慎重になっています。
公務員の場合、副業がバレれば、犯罪ではないけど懲戒処分(減給か戒告)を受けることもあるし、新聞で報道されることだってあります。
もしそうなれば、子どもを持つ親としても、職場の上司という立場としても、定年までの間、肩身の狭い思いをすることになるかもしれん。
それでも、なぜ僕が副業を始めているのかというと、副業がバレるリスクよりも、副業をやらないリスクの方が大きいと考えるからです。
今回は、この「リスク」についてお伝えしようと思います。
副業がバレるリスク
まず、副業ばバレるリスクについて考えてみましょう。
副業が職場にバレる主な原因は、「告げ口」と「税金」です。
この2つの原因について対策をしておけば、副業がバレることはほぼありません。(この対策については、次回の記事から詳細にお伝えします。)
仮にバレてしまったとしても、職場の機密情報を漏らしたなどを別にして、クビになることはほとんどなく、公務員の場合でも、「減給1/10 1ヶ月」とか、「戒告」程度の懲戒処分です。
そもそも、人事担当が知ってしまった場合も、すぐに懲戒処分となるわけではなく、まずは本当に副業をしているかという調査が入ります。
「税金」でバレてしまった場合はどうしようもありませんが、副業の現場を抑えられたり、個人を特定できる情報がない限り、処分の行いようもありません。
仮に事実と認めてしまっても、副業をやめれば処分はしないと話になる場合もあります。
人事担当だって暇ではありませんし、自分の職場の職員を処分したことを公表すれば、組織のイメージも悪くなり、信頼を失うことになるので、できる限り処分なんかしたくないと思うのが本音ではないでしょうか。
つまり、「告げ口」されないように副業をして、「税金」の対策をしておけば、職場にバレるリスクは限りなく少ないですし、仮にバレたとしても、処分される可能性は少ないと考えていいでしょう。
ただし、誤解するといけないので、はっきり言っておきますが、副業がバレる可能性が「0」になると言っているのではありません。
あくまで「リスクが限りなく少ない」と言っているだけです。
少しのリスクを取らずに副業をしたいということであれば、会社や公務員に認められている範囲の中で、株や不動産、農業などの副業で稼ぐしか方法はないでしょう。
副業をやらないリスク
金融投資に出てくる言葉に「機会損失」というものがあります。
これは、「投資をしなかったことで、本来得ることができた利益を失う」という」意味になります。
僕は、副業を始めないことは、「機会損失」を受けている状態に近いと考えています。
「副業で得られる利益」は、単に「収入」だけではありません。
副業を始めて身につけた「スキルや知識」、一緒に仕事をする仲間やフォロワーなどの「コミュニティ」、本業以外の「仕事の選択肢」などが、副業で得られる利益であり財産になります。
僕は、副業を始めなければ、将来に得られるはずであった、これらの利益や財産を失う=「機会損失」の状態だと考えています。
また、前回の記事でも少し触れましたが、日本もこれから能力重視の「ジョブ型雇用」に変わっていき、持っているスキルによって格差がどんどん広がっていきます。
さらに、日本は少子高齢化が進むにつれて、社会全体がどんどん貧しくなっていくので、公務員であっても今の生活よりもっと苦しくなっていきます。
そして、この流れは止まりません。
つまり、何も行動を起こさなければ、貧しくなる一方で、副業を始めた人は将来的にたくさんの利益を得ることができるのだとしたら、副業を始めないのは大きなリスクになると思いませんか。
リスクを取って行動するか、現状を受け入れるか
僕は、結局のところ副業を始めるかどうかは、リスクを取ってでも利益を得たいと思うのか、現状を受け入れるのかという「選択」だと思っています。
副業を始めることには、副業バレ以外にも自分の時間を失ったり、失敗したりするリスクは当然あります。
リスク許容度は人それぞれなので、全員に副業をした方がいいと思っているわけではありません。
リスクを抱えることがストレスになってしまう気質の方は、副業しない方が幸せに生活できると思います。
でも、この記事を最後まで読んでくれている人は、リスクを取っても「現状を変えたい」と思っている人がほとんどなのではないかなと思っています。
そうであれば、ぜひバレないよう対策をして副業を始めてみてください。
きっと世界が変わって見えると思います。
今回もご視聴ありがとうございます。
次回は、副業がバレる原因とその対策について、記事を書いていこうと思いますので、ぜひ読んでみてください。
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