雑談の小径009
大学時代、大好きだったアメリカの柔らかいグミ状のお菓子「Twizzlers」。
似たような物は欧米を中心に色々なメーカーから色々な形状とフレーバーのものが出ていて、総称とか正式名称が未だ分からなかったけど、「アメリカ人の友人達に倣ってリコリッシュ(liquorice)って呼んでいた」って聞いた。
グミっぽいからゼリーなのかと思っていたが、主原料は小麦粉とサトウキビみたいなシロップ系の糖分、食感はグミというよりゴムとか粘土?w
そんな訳分からない感じなので、日本には輸入されていない。まあ、日本で売れるとも思えないなw
だからたまに友人の帰国時にお土産として貰うくらい。
大学1年生、初めてドミトリーに入った時のルームメイトに貰ったTwizzlersのストロベリー味に衝撃を受けた。
よっちゃんイカが入ってるような大きいプラスチック容器にみっちり入ってたやつ。
最初はなんだこれ????? だった。
え? ストロベリー? え?? ストロベリー????
ネジネジ長くてグニグニ曲がる不透明の赤い棒、甘くて変な味のゴム粘土、今まで口にした事のない味と食感の物体、理解できない頭にクエスチョンが湧きまくってさw
でも、当時周りのみんなが分厚いチョコチップクッキーや甘ったるいブラウニーに引き込まれて行くのを横目に見ながら、この変な物体を噛みながら勉強するのが当たり前になった。机の引き出しには必ず入れていたな。
そういえば、アメリカでさえ賛否両論、好きな人と嫌いな人を二分する黒いリコリス味だけは日本でも割と有名(悪い意味で)。
リコリスとはスペインカンゾウっていう植物の根っこで、それをアニスオイルで漬けたものを使うのがリコリス菓子と呼ばれ、知ってる人は知っている、人呼んで「世界一まずいフレーバー」。聞いたことない?北欧の「サルミアッキ」って。
そもそもアニスが苦手な私、正直リコリス味は無理だったけど、近年案外食べられるようになっててそんな自分が怖いが、加齢のせいで舌が鈍くなってるからだよね〜とか言われたわw
でもメーカーによることも分かったよ、やっぱり無理なものもあるわw
ちなみにこのリコリス、抗炎症作用、抗アレルギー作用、そしてデトックス効果があるらしいが、カンゾウの大量消費は体に負担がかかるって。
今でも正直美味しいのかどうか分からない。
でも、あーうんうんこの味この味!って思いながら食べちゃうから、私の中の懐かしのアメリカは、いつもTwizzlersに直結しているのかもしれない。
ってか、他にも色々あっただろうよwww
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?