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【CL愛知2023 24位&かつたCS優勝】フュージョンミュウ〜僕たちの嘘と真実 Documentary of 新小岩〜


「エオー!」


 テレタビーランドへの移住を考えている よし(@PokePokePokeK)です。

 2月25日(土)26日(日)の2日間にかけて行われたポケモンカードの大型大会「チャンピオンズリーグ愛知 2023」スタンダードレギュレーションに参加。Day1を8勝1敗で通過するも、Day2は3勝2敗で通算11勝3敗の24位に終わりました。

 悲願の決勝トーナメント進出へ、また一歩届かず。悔しい中ではありますが、「CL愛知2023」で使用したフュージョンミュウ(参加者341名のかつたCS優勝リスト)や、環境考察などを紹介します。


自己紹介

 東京近郊で活動しており、ポーカー、麻雀、乃木坂46にハマっています。2月26日(日)には、秋元真夏さんの卒業コンサートが行われ、乃木坂46から1期生全員が卒業。グループに一つの区切りが生まれ、新たな歴史が始まります。

 また、5期生の一ノ瀬美空さまが32ndシングルで選抜入りを果たしました。これからも可愛いあなたでいてください。最近は小川彩さんも愛し始めてしまいました。華の15歳、素敵な1年にしてほしいです。

主な戦績

CL横浜2021:Best64(配信レシラム&リザードン
CL福岡2022:92位
PJCS2022:97位
2022シーズンポイント:ランキング2位(525ポイント、WCS日本代表)
CL横浜2023:17位(12勝2敗の選手で唯一のオポ落ち)
2023シティリーグS1優勝、S3ベスト8(CSP125ポイント)
CL京都2023:223位(予選1日目突破、2日目不参加)
CL愛知2023:24位(11勝3敗)

CL愛知2023環境考察

Tier1:ロストギラティナ
Tier1.5:雪道ミュウ、いちげきルギア、ミライドン
Tier2:ロストバレット系統、サーナイトex系統、アルセウスギラティナ
Tier3:フュージョンミュウ、ウーラオスインテレオン、パルキア

デッキ流行度予想(C)テレタビーランド新小岩支部

 レギュレーション変更後は多くのデッキが活躍し、環境が定まらない状況が続きます。そんな中でも、構築がある程度完成されており、レギュ落ちの影響をあまり受けなかった、「ロスト系統」と「ミュウ系統」が大会で存在感を示していました。

 その後は〈ミライドンex〉、〈サーナイトex〉といった新弾カードを軸にしたデッキが台頭するなど、おもしろい環境が続いていました。しかし、環境が定まってきた頃に「いちげきルギア」が登場。多くの自主大会で結果を残し、他のデッキに〈シンオウ神殿〉が採用されるなど、対策され始めたところでCL愛知を迎えます。

 また、2023シーズン開始当初から思ってましたが、2022シーズンと比べて環境の動きが高速化しました。シティリーグ入賞リストが即日公開となったため、デッキを隠すことが難しく、デッキ選択に頭を抱え続けています。

 特に今環境は、「いちげきルギア」までたどり着くのが想像以上に早かった。環境初期時点では、CL愛知で「サーナイトex」、その後に「いちげきルギア」が頭角を現すと予想していただけに、今シーズンで1番難しかったです。今までの感覚を捨て、考えを改めなければ苦しむことを強く実感した新レギュレーションでした。

実際のマッチング

【Day1:8勝1敗、Bグループ11位通過】
ミライドン:先攻⭕
いちげきルギア:後攻⭕
アルセウスはくば:先攻⭕
いちげきルギア:後攻⭕
炎ロストバレット:後攻⭕
いちげきルギア:先攻⭕
いちげきルギア:後攻❌
アルセウスウーラオスインテレオン:先攻⭕
ロストギラティナ:先攻⭕

【Day2:3勝2敗、最終24位】
いちげきルギア:後攻❌
れんげきルギア:先攻⭕
ロストギラティナ:後攻⭕
ミライドン:後攻❌
ロストギラティナ:後攻⭕

 当日のマッチングも大方予想通り。ミラーマッチとミライドンが少なかった分ルギアを踏みましたが、トータルでは4勝2敗と勝ち越せました。Day1の当たり方だと、ミュウ以外のデッキは負けていそうなので、環境読みとデッキ選択は間違っていなかったです。

デッキの選択理由

 環境初期は、「炎ロストバレット」を使っていました。〈バトルVIPパス〉への依存度は高くなく、〈キュワワー〉で試合をつなげられ、さまざまな勝ち筋をつくれるのが魅力です。シティリーグS3に持ち込んだのも炎ロストでした。

「ミュウ系統」や有象無象には高い勝率を誇ります。しかし、「いちげきルギア」と「サーナイトex」が重く、「ロストギラティナ」にはやや有利なものの、明確な回答がありません。また、「ミライドンex+レジエレキVMAX」や「パルキア」などの〈クレッフィ〉が厄介でした。

 また、アクロマの実験〉への依存度が高いため、後攻1ターン目に〈ウッウ〉の「おとぼけスピット」を宣言できない試合も度々ありました。前環境では〈キュワワー〉2匹+〈回収ネット〉2回などでロスト4枚を達成できていましたが、〈回収ネット〉がスタン落ちした現在は、〈アクロマの実験〉が絡まないと初ターンにロスト4枚を達成するのはほぼ不可能。キュワワー〉2匹+〈ロストスイーパー〉で達成できますが、そこに消費したハンドリソースを回復するには結局〈アクロマの実験〉が必要になります。

 1ターン目に「はなえらび」などを使って〈アクロマの実験〉にたどり着ける確率を50%だと仮定した場合、CLDay1の9試合中2〜4回は打てません。また、〈アクロマの実験〉の回数で差が生まれる「ロストミラー」を多く踏んだ場合、厳しい戦いを強いられると判断。シティリーグ時点で有利マッチを踏めなくなってきたこともあり、CL愛知に持ち込むのを断念しました。

 その後は、「ロストギラティナ」、「雪道ミュウ」、「いちげきルギア」、「ミライドンex+レジエレキVMAX」の環境上位4つのうち、3つ以上に勝てるデッキを探す旅へ。「クレッフィ型のサーナイトex」の感触が良く、2月11日(土)に開催されたフワライドカップで7勝1敗の好成績を残せました。

空の封印石〉+〈ザシアンV〉、〈ミュウツーVUNION〉と強力なアタッカーもありましたが、バトルVIPパス〉への依存度の高く、安定感に欠けると判断。キルリア〉を1匹しか置けないと、それを取られ続けて試合が進み、〈キルリア〉を用意する前に打たれる〈ジャッジマン〉が非常に重いです。

 並べば強いので決して弱くはないですが、再現性が低く、〈ジャッジマン〉環境で9回戦を戦い抜くのは難しく感じました。実際は愛知CLで結果を残していたので、その方の試合を全部観て勉強したいです。

 その後は環境上位4つを触ることに。

 まずは「いちげきルギア」。280~320ダメージの高火力&〈ミュウVMAX〉〈サーナイトex〉の弱点を突ける悪タイプの〈バンギラスV〉、〈ウッウ〉と〈ヤミラミ〉を耐えるHP130&〈ミライドンex〉の弱点をつける〈イシヘンジン〉、「ロストインパクト」を耐える〈ルギアVSTAR〉+〈Vガードエネルギー〉など、圧倒的なパワーを誇ります。しかし、とにかく安定感に欠け、ミラーマッチでの明確な回答も〈ジュラルドンVMAX〉以外にないため、すぐに見切りました。

 続いて「ミライドンex+レジエレキVMAX」。盤面の再現性は圧倒的で、〈エレキジェネレーター〉での上振れもあります。しかし、デッキ構築上〈ツツジ〉に弱く、基本的には2体目以降のアタッカーを手張りで用意しなければなりません。〈ライコウV〉を厚く採用すればアタッカーの用意はできますが、HP200と低耐久。勝敗が〈エレキジェネレーター〉に左右されすぎる点も気になり、見送りました。ポケギア3.0〉〈かがやくゲッコウガ〉などを採用すると、上記の問題には対処しやすくなると思います。

 最後まで悩んでいたのが「ロストギラティナ」。「スターレクイエム」「ロストインパクト」「ロストマイン」「げっこうしゅりけん」「おとぼけスピット」「アビスシーク」と、わざが豊富なのが魅力です。

 弱点としては、「いちげきルギア」に不利であり、〈ジャッジマン〉への耐性がないこと。基本的には〈ギラティナVSTAR〉に進化しなければいけませんが、一般的な構築のボール配分は、〈バトルVIPパス〉4枚〈ネストボール〉4枚or〈バトルVIPパス〉4枚、〈ネストボール〉2枚〈ハイパーボール〉2枚と、手札干渉された後に進化するのはなかなか難しいです。

 また、上記のボール配分の場合、2ターン目以降はボール4枚で戦うこと、〈ギラティナV〉を2面用意しなければいけない場面が多いことから、バトルVIPパス〉への依存度が非常に高いです。

 ミラーマッチでは練度の差が出るものの、〈アクロマの実験〉を一方的に打たれるとその差が縮まってしまいます。また、1試合事故負けすると仮定した場合、進化できないことが、残り8試合中1試合で済まない気がしたため、持ち込みは断念しました。受け身になりがちなのも懸念点です。

 そして最後に残ったのが、「雪道ミュウ」。「ミュウ系統」は、相手の手札干渉にめっぽう強く、先攻2ターン目から〈ミュウVMAX〉+〈パワータブレット〉or〈こだわりベルト〉+〈ダブルターボエネルギー〉でVやexを倒すことができ、高耐久のポケモンもバフで取り切れるのが魅力です。明確な不利対面も〈カビゴン〉入りの「赤ロスト」くらいしかありません。

 しかし、頂への雪道〉を自らロストしたり、〈頂への雪道〉+〈ジャッジマン〉で1ターンパスを貰う行動に意味はあるのか? せっかくデッキパワーが高いのなら、パワーを押し付けたほうが良いのでは? と、疑問が生まれました。

 構築上〈ロストスイーパー〉が3枚以上入っていますが、〈こだわりベルト〉はもちろん、〈森の封印石〉に打てないことも多く、あまり手札から出ていきません。自分で貼った〈頂への雪道〉をロストすると、相手の〈ツツジ〉+〈頂への雪道〉の回答札が減っているため、矛盾を感じました。

 他にも以下の懸念点から、最終的にお祈りになる試合が見逃せないほど発生。ミラーに明確な回答もありません。

・アタッカーが〈ミュウVMAX〉のみと単調
・妨害寄りのデッキなので相手に解決札を引かれたら元も子もない
・自ら貼った〈頂への雪道〉の返しに〈ジャッジマン〉を打たれて止まる
・〈ドラピオンV〉に弱すぎる
・HP310を2回倒せるデッキに弱い(いちげきルギア、ギラティナ、ミライドンex)
・〈クロススイッチャー〉がかさばる

 最終的には「フュージョンミュウ」を握ることに。後攻1ターン目からV、exを飛ばせる可能性がある、〈フュージョンエネルギー〉のおかげで210ダメージをコンスタントに出せる、〈ドラピオンV〉を〈メロエッタ〉〈ゲノセクトV〉で返せるなど、デッキパワーも高く、再現性も申し分ないです。

「雪道ミュウ」とは違いエネルギーとサポートで手札が詰まってしまうことはありますが、〈シンオウ神殿〉への対応がしやすい点、プランの幅が広く、山札を自分好みに作りやすい点を評価。初めて公式大会で「ミュウ系統」を握ると決めました。

 2月23日(木・祝)に開催された第1回かつたChanpion Ship(参加者341名)にて、10勝1敗で優勝したのぶ(@Cramorant_pcg)と同じリストを使用。直前に「フュージョンミュウ」で結果を残せたので、自信を持ってCL愛知に臨むことができました。

 写真だと「雪道ミュウ」に見えますね。彼は悪い男です。

 ここから先は有料となります。私の「フュージョンミュウ」に対する考えを記しました。目を通していただけますと幸いです。内容は以下の通り。

・使用デッキリスト
・採用、不採用カード
・各対面での立ち回り
(いちげきルギア、ロストギラティナ、ミライドンex、ミュウ、ロストバレット)※3月5日(日)ロストバレット対面追記

 デッキリストは、のぶ(@Cramorant_pcg)ぷにんこ(@puninko_pcg)と一緒に調整しました。2人ともありがとう!

使用デッキリスト

Day1:g9n9ng-bbXxHp-nNNLNn

第1回かつた Chanpion Shipにて、10勝1敗で優勝したリスト
【提供:テレタビーランド新小岩支部】

Day2:kkfvbk-L5ULBF-kFfk1V

【提供:テレタビーランド新小岩支部】

採用、不採用カード

 フュージョンミュウの確定枠は、以下の52枚だと考えています。

 採用されているカード、不採用のカードについて解説していきます。

採用カード

メロエッタ
 基本的には2枚採用するべきカードです。ただ、Day1のトップシェアをロスト系統だと予想、ロスト対面での〈メロエッタ〉スタートは致命傷になりかねないため、Day1のみ1枚採用としました。

ネストボール
フェザーボール〉〈霧の水晶〉と違い、ベンチが埋まっている際に空打ちできないという弱点があります。ただ、どのたねポケモンにも触れることから、盤面の再現性を高めてくれるため、〈ネストボール〉を採用しました。

ヒスイのヘビーボール
 Day1のみ1枚採用。〈メロエッタ〉を削った枠に入れました。普通に使って強いです。

いれかえカート
 環境にロスト系統がいるので、〈ポケモンいれかえ〉ではなくこちらを採用します。比較カードに〈あなぬけのヒモ〉がありますが、〈ドラピオンV〉の返しに使えないことが多いため、こちらを厚く採用しました。

ロストスイーパー
 基本的に〈頂への雪道〉や、相手の〈森の封印石〉などを割ることができ、手札も捨てられるので採用します。

やまびこホーン
いちげきルギア」対面で必要なため採用。他のデッキに対してもキルカードとして輝きを見せます。

ジャッジマン
ロスト系統」と有象無象に強く、今の環境に適しています。また、手札干渉を試合中に2回は打ちたいため、サイド落ちも考慮し、〈ツツジ〉と合計3枚採用しました。

結晶の洞窟
頂への雪道〉を割ることができ、ロスト系統で〈ゲノセクトV〉を守る役割も持てるため、1枚採用。

不採用カード

ドラピオンV
 採用しているリストも見られますが、スタートしたときに絶望的に弱いです。基本的にミラーでしか使えないのに、使っても勝てるわけじゃないので不採用。

デオキシス
メロエッタ〉と違って、〈カミツレのきらめき〉+〈ダブルターボエネルギー〉と起動に縛りがあり、それなら〈ゲノセクトV〉が攻撃すれば良いです。

オドリドリ
 ミラーでは強いですが、枠がなかったため不採用に。スタートした際に弱く、「ロスト系統」相手に致命傷になり得ます。

フェザーボール
ミュウV〉〈ミュウVMAX〉に触れますが、事故負けを減らすために〈ネストボール〉にしました。空打ちできるのは高評価ですが、デッキがきれいに回ってる試合でしか強く使えない印象。

霧の水晶
ミュウV〉〈メロエッタ〉に触れますが、〈フェザーボール〉と同じ理由で不採用に。

あなぬけのヒモの2枚目以降】
 多くのデッキに採用されている〈ドラピオンV〉の返しに使えないことが多いため、1枚採用にとどめました。

クロススイッチャー
 手札にかさばることでデッキの回転が悪くなります。そのリスクを背負ってまで裏のポケモンを呼ぶ必要はありません。

おはらいグローブ
「ロスト系統」に楽に勝てるようになりますが、採用見送り。「サーナイトex」のシェアが増えてきたら採用します。

ペパー
「雪道ミュウ」と違ってサポートの枠を増やしたくないため不採用。他サポートと入れ替えて採用するのはありですが、他のサポートより優先度は低いです。

Vガードエネルギー
 前環境では〈ルギアVSTAR〉のわざを耐えるために入っていましたが、今は弱点で倒してくるので必要ありません。

各対面での立ち回り

【各対面共通】
・〈ドラピオンV〉をきぜつさせる際は、〈ロストシティ〉を添えましょう。
・〈バトルVIPパス〉〈ネストボール〉、サポートなどが手札にかさばりやすいため、余裕がある場合は〈ハイパーボール〉を意識して手札に残しましょう。

いちげきルギア

【先攻】
1T:2ターン目にサイドが2枚取れる手札を準備しましょう。

2T
①〈ゲノセクトV〉か〈メロエッタ〉でポケモンVをきぜつさせる。(ミュウVは進化しない)【サイド4-6】

②↑が不可なら〈ミュウVMAX〉でポケモンVをきぜつさせる。【サイド4-6】

3T
①〈ミュウVMAX〉でポケモンVをきぜつさせる。(やまびこ&ボスなど)【サイド2-4】

②〈ゲノセクトV〉か〈メロエッタ〉でポケモンVをきぜつさせる。(進化しない)【サイド2-4】

4T:〈パワータブレット〉や〈やまびこホーン〉など、全リソースを使ってポケモンVをきぜつさせる。【WIN】

【後攻】
1T:「メロディアスエコー」でのサイド2枚取りを目指す。できた場合は先攻と動き変わりません。できなければ、〈メロエッタ〉を2面用意、裏にエネルギー手張りが理想。

2T
ルギアVSTAR〉、〈バンギラスV〉が前の場合は、メロディアスエコーできぜつさせます。(ミュウVは進化しない)【サイド4-5】

3T
ツツジ〉+〈頂への雪道〉から、〈ミュウVMAX〉でVをきぜつさせます。【サイド2-3】

4T
ターンが帰ってきた場合は、全リソースを使ってポケモンVをきぜつさせる。【WIN】

ロストギラティナ

【先攻】
1T:〈ダブルターボ〉は〈ミュウV〉に、〈フュージョンエネ〉は〈ゲノセクトV〉に手張りします。両方あった場合は、〈ゲノセクトV〉に〈フュージョンエネ〉を優先。

2T
①〈ギラティナV〉が1体以上置かれていた場合は、〈ボスの指令〉&〈ミュウVMAX〉「クロスフュージョン、テクノバスター」できぜつさせる【サイド4-6】

②〈ウッウ〉前の場合は、〈ジャッジマン〉から〈ミュウVMAX〉できぜつさせます。【サイド5-6】

③〈キュワワー〉前&〈フュージョンエネ〉がサイド落ちしていない場合は、〈カミツレのきらめき〉から〈ミュウV〉「サイコジャンプ」でデッキに戻らずきぜつさせます。〈フュージョンエネ〉がサイドに落ちていたら帰ってもいいですが、〈カミツレのきらめき〉の2枚目が必要になります。【サイド5-6】

3T
①〈ドラピオンV〉で返されることが多いので、〈ゲノセクトV〉できぜつさせます。(ミュウVは進化させない)【サイド2-3】

②〈ドラピオンV〉を〈ゲノセクトV〉できぜつさせます。非ルールが前の場合は、相手のサイドが進んでいないため、サイコジャンプでだいたい勝っています。(ミュウVは進化させない)【サイド3-3】

③非ルールで盤面にダメカンを置かれているだけの状況が多いので、「サイコジャンプ」や、〈いれかえカート〉〈結晶の洞窟〉などで盤面からダメカンを消していきます。しっかり消せたらだいたい勝っています。【サイド4-6】

4T
①〈ギラティナVSTAR〉前の場合は全リソースを使ってきぜつ、非ルールが前の場合は相手のサイドが3のままなので、「サイコジャンプ」で1-3→5Tに〈ミュウVMAX〉進化から、何かしらをきぜつさます。【WIN】

②〈ギラティナV〉〈ギラティナVSTAR〉が計1体の場合は、全リソースを使ってきぜつさせ、5ターン目に非ルールを倒して勝ちです。計2体以上いる場合は〈ツツジ〉から前の〈ギラティナVSTAR〉をきぜつさせて祈りましょう。この段階で〈ギラティナVSTAR〉を2匹完成されていたら、相手を褒めて諦めます。【WIN】

【後攻】
1T:〈ギラティナV〉が前の場合は「メロディアスエコー」で楽にしてあげましょう。できなければ、とりあえず〈ジャッジマン〉を目指します。【サイド6-6】

2T:大方〈ウッウ〉前で返されているため、裏の〈ギラティナV〉をきぜつさせます。〈ギラティナVSTAR〉に進化していた場合は、110ダメージ乗っている〈ミュウV〉を「サイコジャンプ」で山札に帰しましょう。大体進化されているので、後者になります【サイド6-6】

3T:〈ギラティナVSTAR〉が前に居たらそのまま倒します。入れ替えられた場合は、〈ボスの指令〉&〈ミュウVMAX〉「クロスフュージョン、テクノバスター」で。【サイド4-6】

4T:〈ドラピオンV〉で返してくるので、エネルギーが貼れていれば〈ゲノセクトV〉、貼れていなかったら〈メロエッタ〉できぜつさせましょう。(ミュウVは進化しない)【サイド2-3】

5T:〈やまびこホーン〉+〈ボスの指令〉で勝ち。盤面が非ルールで埋められている場合は、〈ツツジ〉+〈ミュウVMAX〉2面で返します。〈やまびこホーン〉+「ロストマイン」のケアは怠らずに。〈ギラティナVSTAR〉が居る場合は、〈パワータブレット〉をたくさん服用するとハイになれます。

ミライドン

【先攻】
1T:〈メロエッタ〉前後2面&裏の〈ゲノセクトV〉に手貼りを目指します。

2T:〈ライコウV〉などで前が飛んだ場合は、〈メロエッタ〉で返しましょう。(ミュウVは進化しない)【サイド5-4】

3T:サイド2枚取り【サイド4-2or3-2】

4T:サイド2枚取り【WIN】

【後攻】
基本的には先攻と変わりません。後攻1ターン目の「メロディアスエコー」でほぼ勝ちです。

クレッフィ〉前の場合は、〈ゲノセクトV〉に〈フュージョンエネ〉を付けましょう。

ミュウ

目標:1−2−3、1−3−2を目指す。
基本:〈ミュウVMAX〉には乗らないでプレー、〈フュージョンエネ〉は〈メロエッタ〉に貼り、サイドを2枚取るアドバンテージを与えない。細かいところは非常に難しいですが、サイドレースを意識して、負けないプレイを続けると、自然に勝率が上がってくると思います。

【先攻】
1T:前を〈メロエッタ〉後ろに〈ミュウV〉〈ゲノセクトV〉3体〈メロエッタ〉の盤面を作り、後ろの〈メロエッタ〉に〈フュージョンエネ〉を付けます。

2T:どのポケモンが前でも〈メロエッタ〉で返します。ここでサイドを2枚先攻できると非常に楽です。

3T:〈メロエッタ〉が取られなかった場合は、自分の場に〈フュージョンエネ〉が2枚〜3枚あるため、〈カミツレのきらめき〉or〈フュージョンエネ〉で「メロディアスエコー」のダメージを280ダメージまで伸ばし、〈メロエッタ〉で相手の〈ミュウVMAX〉をきぜつさせましょう。

メロエッタ〉を倒された場合は、後ろのVポケモンを狙います。成功したら自分のサイドが3枚になるので、相手の〈頂への雪道〉+〈ツツジ〉のケアとして、〈森の封印石〉を2枚以上貼るなど、手が止まらないように準備しましょう

4T:山札に残っている〈パワータブレット〉〈こだわりベルト〉をフルに使い、相手の〈ミュウVMAX〉をきぜつさせます。

【後攻】
1T:〈メロディアスエコー〉を狙います。ここでサイドを2枚取ることができれば、〈ボスの指令〉2回で簡単に勝つルートが生まれるため、相手が非ルールを2枚用意できていない場合は、〈あなぬけのヒモ〉で狙うのも視野に入れて動きます。

2T:相手のトラッシュに〈パワータブレット〉〈こだわりベルト〉が多い際は、前の〈ミュウVMAX〉が倒されにいため、〈ミュウVMAX〉前で戦います。

相手の〈フュージョンエネ〉が盤面に2枚以上無い場合は、以下の優先度でポケモンを狙います。

フュージョンエネ〉が付いたV>>〈フュージョンエネ〉が付いた非ルール>V&VMAX

3T:〈ミュウVMAX〉をきぜつさせるか、〈頂への雪道〉+〈ツツジ〉を打ちます。相手の〈森の封印石〉を〈ロストスイーパー〉で外せると◯。

ロストバレット

 DMでの質問が多かったので追記。やや不利対面です。先述したとおり、〈アクロマの実験〉への依存度の高さから、そんなに数が居ないと予想していたため、目をつぶりました。この対面は相手に全部持たれていると負けますが、試合数を重ねれば勝率は50%前後に落ち着くと思います。

基本的には手札干渉を打ち続け、相手が満足に動けないターンが生まれることを祈ります。また、〈メロエッタ〉をトラッシュした後は、常に〈やまびこホーン〉のケアをしましょう。

「サイコジャンプ」を打ち続けるのにも限界があるので、〈ドラピオンV〉にサイドを3枚取られる展開をつくっても大丈夫です。サイド6から飛んでくる赤ロストの〈ドラピオンV〉は〈ミュウVMAX〉で返し、青ロストは〈ゲノセクトV〉で返せると◯。

 また、〈ミュウVMAX〉が1ターン生き残ったら「サイコジャンプ」で帰ります。〈ジャッジマン〉の返しにカビゴン〉+〈あなぬけのヒモ〉+〈こだわりベルト〉されたら泣いて良いですよ。それだけは本当に勝てません。

 対「空ロスト」は相手がサイドプラン2-4で動いてきます。まずは、〈あなぬけのヒモ〉+〈ウッウ〉で〈ゲノセクトV〉にダメカンが乗らないように〈ミュウV〉はバトル場とベンチに1匹ずつ置きしょう。

「おとぼけスピット」で〈ミュウV〉に乗ったダメカンは、「サイコジャンプ」で盤面から消します。 そうすると相手は、後攻2Tor先攻3Tの「げっこうしゅりけん」→「ロストマイン」で〈ゲノセクトV〉を狙ってくるので、その前のターンに〈ジャッジマン〉を打ち、わざを打つターンが遅れることを祈ります。

「げっこうしゅりけん」で〈ゲノセクトV〉2匹に90ダメージを乗せられた後は、〈いれかえカート〉+〈結晶の洞窟〉で残HP160と残HP130まで回復。ここで残HP130の〈ゲノセクトV〉に〈フュージョンエネ〉を貼れると、「フライングエントリー」+「ロストマイン」できぜつさせられなくなります。

ドラピオンV〉+〈空の封印石〉から入ってきた場合は、〈ツツジ〉を連打。「げっこうしゅりけん」→「ロストマイン」や「ロストマイン」×2を打つことがかなり難しくなるので、全部引かれない限り勝ってます。

ザマゼンタ〉入り相手はかなり不利になるので、盤面に居たら〈ボスの指令〉で積極的に取りにいきましょう。〈カイオーガ〉入りには手札干渉&HP回復を意識。〈ドラピオンV〉入りだとかなり相手しづらいですが、なかなか〈カイオーガ〉の条件に達成するのは難しいので、悲観しなくて大丈夫です。

最後に

 ご購読いただき、ありがとうございました。感想や質問等はTwitter(@PokePokePokeK)のDMにてご対応させていただきます。この記事が良かった、参考になったと思っていただけた方は、いいねやリツイートをしていただけますと励みになります。


 情けない自分が腹立たしく思えて。命の無駄遣い誰に謝るか――

 光はどこにある? ぼくを導いてくれ。太陽は、夢の背中を押す。明日はどこにある? よろよろと立ち上がれ。

 夜明けまでは、かっこ悪くていい。

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