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DAY 12. マチュピチュからクスコへ

1月16日の16時40分マチュピチュ発のペルーレイルで再びクスコへ戻ってきた。
オリャンタイタンボという駅でバスに乗り換えクスコへ。21時前に到着。

マチュピチュを出発する頃は雨。途中から晴れ間が見えてきた。
疲れで、ほぼ寝ていたものの、バスでは行きに興味津々で眺めていた景色は、既に日が沈み、暗闇の中で、街の灯りが、遠くの山の麓にポツンポツンと集落を示している。
灯りに人の生活の匂いが感じられる。あのひとつひとつの灯りの下では、どんな家族が、どんなものを食べて、どんな会話をしているのだろうかと想像が膨らむ。

終着駅からホテルまで歩いて5分ほどの距離。出口には大勢の客引きのタクシーの呼び込み。その中をくぐり抜けて、フロントで預けておいた荷物を引き取り、風呂にも入らず横になりそのまま眠りについた。


1月17日(水)
今日は実質的にクスコ最終日。
明日はお昼のフライトでボリビアのラパスへの移動日のため、最後のクスコの街歩きの日と決めていた。

メキシコもそうだったが、野良犬がやたら多い。マチュピチュも、クスコもやたら首輪をつけない野良犬が街中を闊歩している。
交通量の多い街中を、器用に渡りながら移動している。危害を加える様子はない。
念の為狂犬病の予防接種はしてきたものの、これだけ多くの頭数は不気味である。残飯で生きているのだろうか。

日中は日差しが強いため歩道の日陰で昼寝を決めている

クスコの何がいいのかまだ明確な答えは持っていないが、そこそこペルーの田舎であり、円安ではあるものの物価は安め。人も穏やかで優しいのかもしれない。
若者のバックパッカーの多くもクスコの魅力に長居をするらしい。

街並みも1200年代以降ここクスコにインカ帝国の首都を築いており、1500年以降スペインに占領された街。土台は石の壁の上にあり、建物はスペイン風に建て替えられていった歴史を持つ。
インカの土台と、スペインの建物から構成される。人口約59万人。観光の街。

今日も半袖で歩ける気候19℃。
高山特有の紫外線の強さを感じ、ジリジリする。山の向こうから突然の雷鳴。雨雲が俄かに覆い、一瞬土砂降りの雨。
10分で止む。また青空とジリジリする気温。
誰も傘をさしていない。

ちなみにクスコの観光の目玉のひとつ、レインボーマウンテンの観光は諦めた。
5,000mを超える高山であることと、雨季で、先日観光客が雷に打たれて亡くなったニュースが流れていた。決定的だったのは、ツアーの案内に参加資格は65歳までと記してあった。万事休す。

拾い画

相変わらずメルカド(市場)の内外では、あらゆるものが売られている。
大型家具や、大型電気製品以外ならなんでも揃う。道の両側には地べたに座り込んだおばさんたちが、商売している。

ジャイアントコーンのポップコーン?ひと袋大盛りで1ソル(40円)ほんのり甘い


名前のわからない果物。一輪車に山盛り乗せて、剥いて袋に入れてくれる1個1ソル(甘い)


アイス


通り毎にテーマがあるらしく、食べ物、帽子、携帯のカバーetc

平日の午後でもこの賑わい。
テキ屋のような所場代制なのか、権利の仕組みはわからない。

ラパス経由で一気にウユニへ

まだまだ知らないことが沢山あるに違いない。

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