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8/16〜18 WCS2019 in WashingtonD.C.

どうも、凱です。

WCS2019に行ってまいりました!!

アメリカに行っても頭の中は勝負のことでいっぱいでしたw
着いてすぐポケモンセンターの物販の列に並んで買い物を済ませ、練習。
次の日のDay1もデッキの偵察や調整で翌日に備え、寝る。

がっつり本番前のメタ読みやデッキ選択のことを書いていきます!
旅行感皆無です。



1.デッキ選択の経緯


国内ではWCS2019のレギュレーションで多くの自主大会が行われており、強いデッキタイプを知る上でかなり助けられた部分が大きかったです。

自分が参加したのは
7/14西桃屋杯
7/27GGC
8/9ポケカメモ杯

の3つの自主大会。

環境の遷移としては、
7/14西桃屋杯:
カラマネロ、ピカゼク、ズガドーンの順でシェア率が高かった。
サナニンフレシリザを持ち込んだ人が比較的好成績だった印象。

7/27GGC:
カラマネロがトップシェア。
ピカゼクが次に多く、ズガドーンは少なめ。
サナニンフ、ミュウツー&ミュウが次に多かった。
コントロール寄りのデッキを使うプレイヤーも一定数見受けられた。
サナニンフ使用者の勝率が群を抜いており、ポテンシャルの高さが光った大会。

8/9ポケカメモ杯:
8/4関東桃屋杯を受けて、ここに来てなんとレシリザがトップシェア。
次に多かったのがカラマネロだったが、上位にはピカゼク
国内でかなりメタが回っていたのが印象的で、世界大会直前にして頭を抱えることになる。

分かることとして、カラマネロ、ピカゼクが多く見られ、この2つが環境の中心になっている。
また、ズガドーンも無視できるデッキではない。
それに加え、TAGteamのGXであるレシリザ、サナニンフ、ミュウミュウも多く見受けられ、世界大会でも同様な環境になるだろうと予想できる。

このことから、勝つためには自分の中で次の2つの条件を満たすデッキを使いたいと思った。

・カラマネロ、ピカゼクに6割近くの勝率を叩き出せる。
・TAGteam系統のデッキにも強く出られるパワーを持つ。

これらを満たすデッキは、レシリザミュウミュウ系統だと考え、その2つのデッキを最終候補として、Day1の環境を見て使用するデッキを決めることにした。

Day1を見ていると、シェア率は、カラマネロ、ピカゼク、ズガドーンの順で多く、レシリザも根強い人気があった。
また、日本人選手の使用デッキを見ていると、体感だが、サナニンフ、ケルディオ系統、カラマネロの順で多かった。
Day1の上位卓を見ていると、ズガドーンはかなり数を減らしており、サナニンフ、レシリザ、カラマネロ、ピカゼクなどが勝ち上がっており、コントロール系統のデッキも一定数いた。
Day2に進んだ日本人7人のうち、サナニンフが5人いたのも印象的だった。

また、カラマネロに無人発電所を入れた構築も目立ったため、個人的にはミュウミュウを使う選択肢は無くなり、レシリザを使うことにした。

海外勢のコントロール系統のデッキが上位にいたことも気になり、アタッカーがGXのみの構築を使うのはあまり得策とは言えない。
なので、コントロールや後半の勝ち筋を広げるヤレユータンと非GXで天井火力を叩き出せるバクガメスの両方を入れたレシリザを使うことにした。

2.使用デッキ

レシリザ(ジラーチ型)
・ポケモン 13
ジラーチ3
レシラム&リザードンGX3
ヒードランGX1
ズガドーンGX1
デデンネGX3
バクガメス1
ヤレユータン1

・サポート 7
溶接工4
ハプウ2
フウとラン1

・グッズ 22
プレシャスボール4
カスタムキャッチャー4
ポケモンいれかえ3
ポケギア2
炎の結晶2
リセットスタンプ2
グレートポーション2
エスケープボード2
ともだちてちょう1

スタジアム 6
巨大なかまど4
戒めの祠1
フラダリラボ1

エネルギー 12
炎エネルギー12


・ポケモン 13
ジラーチ3
スタート率と枠の都合上この枚数に。
スタートしなかった場合でも後半のスタンプ耐性が大幅に上がる。

レシラム&リザードンGX3
エネルギーの貼り先として1番強い。
対TAGteam性能が環境トップクラス。

ヒードランGX1
元々2枚の採用だったが、カラマネロ以外のマッチで使う機会が少なかったため、枚数を減らした。

ズガドーンGX1
用途が広いカード。
びっくりヘッドが天井火力を押し付けられるのはもちろんのこと。
バーストGXは主に対カラマネロの試合で使うことが多い。
お札を発動させずにサイドを進められる点が強かった。
また、3-2とサイドを刻ませてくるサナニンフやピカゼク戦でも役に立った。

デデンネGX3
試合中2回はデデチェンジを使いたいという強い意志から。

バクガメス1
day1でケルディオGXやキュウコンなどのデッキを複数見かけてそれらに対してゲームが出来なくなることを嫌って採用。
TAGteam相手にも使う機会があり、とても感触がよかった1枚。

ヤレユータン1
無限リソースを可能にする1枚。
どうしようもないデデチェンジやハプウもこの1枚のおかげで勝ち筋を狭めずに戦える。
カスタムキャッチャー、炎の結晶、溶接工などを戻すことが多かった。

・サポート7
溶接工4
文句なし

ハプウ2
溶接工を使わないターンに使うサポでなにが1番マシなのか検討した結果。
山の圧縮が進むのも高評価。

フウとラン1
ポケギアから触れるポケモンいれかえ兼ドロソ。
ともだちてちょうで使いまわせる点もグッド!

・グッズ 22
プレシャスボール4
溶接工の貼り先にもなるし、デデンネにもなるし大活躍。

カスタムキャッチャー4
呼ぶ手段。

ポケモンいれかえ3
自然とこの枚数。

ポケギア2
元々溶接工を使いたいの一心で4だったが、3,2と減っていった。

炎の結晶2
現物にすると足りなくなる。

リセットスタンプ2
ベンチを呼ぶ手段が豊富でなく、カスタムキャッチャーを流すために後半に確実に使いたかったので2枚。

グレートポーション2
シャドーインパクトやカレイドストームの確定数をズラせる点が強かった。


エスケープボード2
ジラーチに付けたり、麻痺でも逃げられるようにアタッカーに付けたりする。

ともだちてちょう1
主に溶接工を使い回す。
ハプウやフウランを戻すこともしばしば。

スタジアム 6
巨大なかまど4
溶接工に繋がるありがたいスタジアム。
ねがいぼしで当てにいくこともしばしばあったので4にしたのはいい判断だった。

戒めの祠1
ピカゼクの240をフレアストライクでワンパンするのが主な目的。
たまにレシリザのげきりんで相手のジラーチを倒せるようになったりする。

フラダリラボ1
主にのろいのおふだ対策。
こだわりメットなどにも刺さることが多かった。

エネルギー 12
炎エネルギー12
減らせなかった。
枠さえあれば増やしたかったぐらい。

3.当日の対戦

全7回戦を振り返っていこうと思います。

1.レシリザキュウコン Steven Mao(DE)先WW
初戦は、ドイツ代表の選手。
Day1の時にWCS2018の世界チャンピオン(Robin選手)が使っていたようなデッキ。
2本とも先にカスタムキャッチャーダブルブレイズを決めて勝ち。
ハプウは偉大。

2.サナニンフ Haruki Satoyama(JP)先WW
ここで日本人対決。haruさんと対戦。
1本目2本目ともに溶接工を初手からしっかりと決めて勝ち。
短期決戦に持ち込めたのが大きかった。

3.超カラマネロ Christian Hasbani(AU)先LL
オーストラリアの方。
超単色のカラマネロ。
ヒードランが2試合とも落ちてしまい、減らしたのを若干後悔する。
おふだの乗せ先やエフィデオを押し付けるタイミングも上手だった。

4.ゲンミミオムスター Alex Schemanske(US)先WL-
マリガンでゲンミミオムスターだと秒で分かる。
なぜかアメリカに来てホ〇ホ〇さんの顔が浮かぶ。
1試合目は勝てたものの、2試合は相手の上手さが光る。
のぞきみレッドカードからのびっくりボックスカスタムキャッチャーでレシリザが取られる。そこから2体目を作るものの、のぞきみレッドカードからのデスコンボ。
3試合目、ごり押しの試合展開でしたが、途中の無人スタンプでこちら失速。
引き分け狙いにシフトしてきたのを感じつつ、最後に化石差し出されて終わらず。

5.ズガドーン Haedon Jeong(KR)先LW-
後から聞いたところ韓国のポイントランキング1位の選手。
1本ずつ取り合ったところで時間がわずか。
やむなし。

6.ガブギラマネロ Michel Schiraldi(CA)先WW
この試合はヒードランが使えて歓喜。

7.ピカゼク Will Jenkins(US)後WW
1試合目後1溶接工ズガドーンに3エネ+祠でデデンネを倒し1キル。
2試合目は後半のヤレユータンが光り、しっかりと勝利。

4勝1敗2分で12位でした。


4.終わりに


WCSが終わり、僕の2019シーズンは幕を閉じました。
思い返すと、この1年はとても濃密でした。
世界大会に出場するという目標を掲げ、走り続ける中で多くの人と出会い、全国に最高の仲間やライバルも出来ました。

最後に
この1年調整に付き合ってくれた仲間たち、そして応援してくださった方々へ
本当にありがとうございました。
来シーズンも全力で走ります!!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!