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精神疾患、精神障がいの未来への10の期待。⑦社会貢献の仕方を考えよ!
さて、一休みを挟みまして、シリーズに帰ってきました。
精神疾患、精神障がいの未来への期待。⑥当事者であった価値を高めろ!
ここで話したことのもっと具体的なお話になります。
単純な質問をしますが、
あなたの障がいや病、金銭的不自由や環境的不自由が
全くなくなったら、何をしますか?
うーん・・・と悩んでしまう方の中には
現在、障がい当事者の方もいれば、健常と呼ばれる方もいると思います。
ここで前置きとして話しておきたいのは、
これから話すレベルの事というのを考えていくと、
障がいや健常である事、男女である事も含め、
金銭のあるなしも関係がなくなっていきます。
是非、今、生き方に迷っているあなたは
今日のこの記事を熟読していただければと思います。
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精神疾患、精神障がいの未来に僕がどうしても期待してしまう10の事。
⑦当事者だったからこそ社会貢献せよ!
障がい福祉の世界に入ろうと思った時に、
その業界のとある社長さんのアドバイスで、まず業界を知るべきと思い、
様々な施設、病院、また支援者や事業主の方のお話を伺いに行きました。
その際に感じた疑問として・・・
支援の念頭にどうも見え隠れするものがありました。
理念とも言うべき部分なのでしょうが・・・
どうも教科書的で、僕には綺麗すぎるまとめに見えてしまったんです。
障がいのある方の社会参加
社会参加って色々な形があるとは思うんですが、
障がいのある方に提示される社会参加の多くは就労であり、
それに向けた福祉事業と言うのがやはり福祉の根幹に存在し、
国もそこに対しての力の入れ方はお金の流れからも感じる部分であります。
当事者の方にも話を伺いましたが、キラキラした目で
「こんな私でもお仕事が出来て嬉しい!」と言ってる様子には、
何か釈然としないものを感じてしまうんですよね。
そう言う方だけが福祉の場にいるなら
僕の疑問は時と共に解消されようものですが、
残念ながら「働きたくない!!!でも働かなきゃいけない!!」なんて声も
割と精神疾患、精神障がいの方からは多く聞こえるので・・・
僕の感じてきたモヤモヤと妙にリンクしてしまったりして・・・はい。
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じゃあ、一旦、社会参加っていうものを
もっとフリーに考えてみましょうよ!ってのが僕が次にした事。
就労という縛りを無くしてみる。
すると、
自分に何が出来るのか?
っていうシンプルなところに落ち着きます。
この際に冒頭の質問を思い出していただき、
病や障がい、諸々の問題を無視します。
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考えてみた事もありません。
なんてのが答えになる方も多くいると思います。
それも冒頭に触れましたが、健常、障がい関係なく、
多くの方はこういう目線で自身の社会参加を考えて動けていないんです。
その原因の大きなひとつは・・・先程、取っ払ってもらった
目の前に確かに存在してしまっている問題達です。
取っ払って、自分を棚卸していくと必ず見えてくるものがあります。
棚卸したところで何もない・・・
平々凡々・・・別に誰に話したところで
誰に伝えたところで何の発見もない・・・。
そう言い切れる人生の方って僕は未だかつて見た事が無いんです。
精神疾患や障がいになった事、そこからの脱却、
その為に日々気を付けている事や、効果のあったこと、なかったこと。
数奇な運命、不遇の人生を歩んできたあなたであれば、必ずあるでしょう。
言語化の難しさや表現方法の浮かぶ浮かばないは
先程から話している通り、この際置いておきましょう。
あなたの経験、学びを欲してる人は何処にいますか?
例えば、不登校を経験したあなたであれば、
不登校に現在ある人、またその親御さんに対して
伝えられる言葉、見せれる姿があるでしょう。
同様に考えれば、あなたが今、当事者であろうが、なかろうが、
また健常と呼ばれる方であろうが、なんであろうが、
経験、学び得たもので社会参加を考える事は出来るんです。
というか、
今現在何かをしている人も結局、
それで社会参加しているだけなんですよね。
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結果的に就労に至る人もいるでしょう。
しかし、入り方が重要なんです。
自身の経験や学びを活かす為に、ある会社で就労する事になった!
というのと、
生活の為にお金が必要だから就労する事になった!
ではモチベーションもその後の働き方、結果も含め変わってしまうんです。
僕が先程話した釈然としない福祉の中での就労への流れには
ここがどうも重要視されていないと感じるんです。
どちらかと言えば、支援する側にもわかりやすい、
ノーマライゼーションという言葉の結果だけを重視したような・・・
当たり前の生活。衣食住。当たり前に得る事が幸せ・・・だろ?的な、
だからしっかり作りますよ!安心を!!そんな感じが見えるんです。
だから、スーッと就労なんですよね。
だって、必要だから・・・お金は生きていくのに。
しかし、今回、何度もお伝えしているように
自身の経験や学びを重視した考え方を僕としてはおススメしたい。
何故ならば、
自身の経験や学びは必ず誰かの役に立つからです。
人の役に立つものにしていく為にも自己研鑽の日々を送るでしょうし、
経験や学びが誰かの役に立つと実感のある生き方をしていくでしょう。
それは結果として、ひとりの人間としても
高みを目指すような事になるかもしれません。
しかし、先立つものを重視すれば、今現在の自分で出来る範囲を
頑張るしかないし、今すぐお金が必要だ!ってなれば、
その永遠に続く危機感の中で生きて行かねばいけない。
いつしか多くの健常者たちと同じようにただただ毎日仕事をこなし、
稀有な自分の経験なんて何の価値もない・・・
そう思って、向き合う事を止めてしまうかもしれません。
何の価値もないと思えば・・・
そっから先はただただ負の遺産を抱えながら生きるようなものです。
障がいも病も多くの人が悩んでいます。
精神疾患、精神障がいの未来への期待。⑥当事者であった価値を高めろ!
それは先日お伝えした通り。
ならば、
それを超えようと、改善させようと、頑張ったあなたの経験や学びは
多くのその悩みの渦中にある方にとってはわかりやすい希望です。
あなたのすべき社会参加は・・・本当にただの軽作業でしょうか?
誰にでも出来る作業を当てられることでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
無論、僕がお勧めする方向は、いばらの道の様相かもしれません。
でも、あなたが今まで生きてきた事の意味としては
しっくりくる道であるのは間違いないと思います。
その社会参加が、
気が付いたら大きな社会貢献になっているかもしれませんよ?
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