夢を言語化してみる

今回のテーマは「わたしの夢はなにか」

残念ながら、○○になりたい!!とすぐ出てこないので一度自分の気持ちと向き合ってみることにします。

小学生の時の夢は、イチゴになること。友達がケーキ屋さん・お花屋さんって言っている中、イチゴが大好きすぎて、夢中で、大きくなったらイチゴになれると本気で信じてました。その夢は叶うはずもなく、、、

次に抱いた夢は、医者か看護師。医者に助けられて、自分もなりたいと思ったとか原体験に基づく想いではなく(元気いっぱいすぎて病院にほぼ行ったことがないくらいお医者さんとの接点ゼロ、、)小中高時代、医療系のドラマが大好きで、当時毎シーズンのようにやっていた医療ドラマに夢中になって何回も見直して、「人の命を救うってかっこいいなぁ」と漠然とした憧れで。それで、医療系を目指し、理系に進み、数Ⅲに苦しめられてたのがいい思い出。

けど受験勉強してて、本当に行きたいのか?って自問自答する日々。なんでかって、必死で勉強して、高校の勉強はできても模試になるとひどい点数を取りまくり、先が見えない中、「国公立に行ってほしい」と。最初は、行ってやる!!って思ってたけど、理系科目どころか文系科目まで手が回らないし、、自分の実力の無さに情けなくなりました。それで、国公立にいく最短の道で、横浜市立大学に入学。

そこは経営学部。全然やりたいことと違うじゃんって思ったけど、やっぱり「かっこいい」って憧れていた医療現場で働く仕事に何か心残りがあり、大学では医療経営を学んで、将来は病院を陰で支える!!!と意気込んでいました。他の科目は置いておいて、医療経営論とか、そういう授業は本当に楽しくて、興味もあって、全力で勉強しました。

いざ就活。医療系の専門コンサルとか医薬品業界とか、やっぱり医療系だけ見ていました。けれど、「働く人生長いのに、最初から医療に絞るのはもったいない」と思うようになり、結局他の業界も見ていくことに。最終的に医療系の会社に勤められればいいなと。視野を広げたのは正解だと思う一方で、広げたことで、結局自分がなにをやりたいのか、分からなくなりました。

そんな中、「起業プランニング論」という授業に出逢いました。シラバスを読んで、履修しようと即決しました。以前から、自らアイディアを出したり、友達とアイディアを出し合ってイベントをしたりすることがとても好きで楽しいと感じていたから、「アイディアをビジネスプランにしてコンテストに出す」という授業に惹かれたんだと思います。学祭の実行委員で盛り上げるためにアイディアを出したり、部活でどうやったらチームが一つになるか考えて実践してみたり、、そういうのが本当に楽しくて好きなんだなって再認識しました。

履修した授業はやっぱり楽しくて、分からないことだらけだったけど、チームで意見を出し合って一つの目標に向かう時間がとても楽しかった。ビジコン前とかは特に夢中でやってました。そう感じた私は、人材や福祉分野へ新規事業を多くやっているベンチャー企業の早期選考も受けました。将来は、アイディアを出し合って事業を進めていく環境で働きたいと本気で思っていました。

それで、悩みに悩んで、その会社に就職するか、起業するか。その時、起業にはすごく惹かれていました。まさに、事業を0から作り上げていく、まさに働きたいと思っていた環境だと。けれど、王道の「就職」をしようかと数か月迷って、「今しかできないことをしたい」と思い、起業を決意して、現在に至るですね、、、

もともとの問いは、「夢は何か」です。今までを振り返って、自分の気持ちと向き合ってみて、現時点での自分の答えが出ました。

夢は、「自分のアイディアや想いを常に持って、それを活かしていく・形にしていく人になること」です。キラキラした夢ではないけれど、私が本気で思っていることです。

もちろん、完全に0から始めることが全てではなく、携わる仕事や関わる人たちに、自らアイディアを出して、付加価値を付けていくこと。言われたことだけをやるのではなく、果敢に挑戦し続けること。アイディアって、大小に関係なく、その人しか持っていない、ある意味「個性」だと思うんです。「これをやりたい!!!」っていう大きなアイディアだけではなく、「ここをこうしたら?」という小さなアイディアもそうです。他の人に埋もれないように、常にアイディアを持ち続けられる人になりたいと心から思います。

自分のアイディアを持って、活かせる人になりたい。そのために、やはりまずは、目の前の事業化を成功させること、これが目標です。

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