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世界最大級のリチウムイオン電池が溶け続ける

2月13日、世界最大級のリチウムイオン電池設備から出火があったという事です。カリフォルニア州モス・ランディングにあるビストラ・エナジー社の蓄電設備で、10個の電池パックが発火し溶融しました。消防隊が到着するまでに、施設の消火システムが作動し、電池を冷却することに成功しました。

300メガワットの施設が電池の問題でオフラインになるのは、この5カ月で 2回目です。9月に発生した最初の事故では、発電所建設から1年未満でスプリンクラーが作動し、施設内の約 10万個のバッテリーモジュールの7パーセントにあたる約 7,000個のバッテリーがダメージを受けました。

今回の事故は、蓄電池システムがいかに壊れやすいものであるかを浮き彫りにしました。リチウムイオン電池は発火しやすく、火災を食い止めるのは難しい。水をかけてもリチウムと反応するだけで、鎮火はしないのです。

https://www.vice.com/en/article/dypw5x/largest-lithium-ion-battery-in-the-world-meltdown-moss-landing%5C?mc_cid=aca74af30b&mc_eid=74a64f7872


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