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ゲーム禁止の家庭で学んだこと。
SNS、スマホ、ゲーム、私達が体験したことない多様なコンテンツが子供達を取り巻く時代になっています。この記事が皆様及び子供達とコンテンツと向き合うきっかけになれば幸いです。
私が育ったのは1990年代。
プレイステーションブームの真っただ中。ゲーム機ブームは様々なハードウェアを生み出し、ファミコンでは再現できなかった綺麗なグラフィックや多様な音源のゲームが次々と生み出されました。
本題に入りますが、私の父親は厳格でした。19時以降のテレビは、志村けんとドラゴンボールしか見せてもらえず、映画は親が先に視聴して悪い”言葉”が出てくるシーンは、カットするほどの徹底ぶりでした。
自室でできる事といえば、宿題とラジオと本を読むこと。ノートにゲームの設計図を書くことが好きで、空想にふける毎日でした。
1.その時代にしかない空気感を他人と共有できない
これは、人によっては問題はありません。
しかし、最近はゲームに限らず昔の作品がリメークされるケースが相次いでいます。ファイナルファンタジー7やバイオハザードなど一世を風靡した作品のリメークがPlaystation5などの次世代機の美麗なグラフィックで蘇るのです。新規作品には「買ってみないと分からない」という不安がありますが、リメーク作品は内容が分かっているぶん発売前から盛り上がるのです。これらのゲームをプレイしたことの無い私にとっては思い出が無いため、友人達と盛り上がることができませんでした。
2.ゲームとの付き合い方が下手な大人になる
ゲームをしないからそうなるというよりかは、子供にとって何もやることがない状況自体が悪影響になると思っています。子供の時にしっかり時間に縛られ、期限を意識する感覚を身に着けることの方が重要なのではないのかと考えています。
3.ゲームが大人の遊びになる
私の周りのゲームで遊んでいた友人達は口をそろえて、「ゲームなんて子供の遊びでしょ、もうやってないよ」「もう飽きたよ」と言います。しかし、私は大人になって、子供の頃に出来なかったことを一生懸命やりました。ゲームを一晩中やって、テレビを見て、ホラー映画も見て。私にとってゲームはタバコやビールと同じ、大人になったからこそできるものです。最高の娯楽になったのです。
4.まとめ
もし皆様がSNSやゲームなどのコンテンツを悪影響と捉え、子供に対し禁止しようとしているのだとしたら、
時間を決めて取り掛かる事の重要性や、「子供の遊び」という感覚を植え付けるチャンスを失っているかもしれないと考えながら多様なコンテンツと向き合って頂けたら幸いです。
“#ゲームで学んだこと”
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