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銀行に期待すること 2019-2020実践結果

銀行まわり終わり、コロナ特例の利子補給申請も今日済み、年内の銀行対応は完了しました。2年弱対応を担当し、銀行に期待することが変わってきたと感じたのでまとめておきます。

最初にしたこと

2019.05に財務担当で入社し、最初に経理から名刺を引き継ぎ、挨拶していきました。決算後には報告にまわるなどして、情報開示に努めました。

コロナを経て

消費増税後いろいろ不安でしたがコロナ特例が拡充したことで状況は一変しました。低金利、長期で大きく借りられ返済猶予もあるので資金繰りは一気に楽に、手元には流動性を確保できました。
これから何に投資するのか、が大事になりました。

b2bサービス

よく紹介を受けるのですが、まったく取り組んでいない分野でない限り、それほど期待しません。スマートHR、マネーフォワード、サンサンなど、強いサービスはデジタルマーケティングしているので紹介なくともダイレクトに知れます。展示会で一度話を聞くとその後のプッシュも強いです。また、ひいきのサービスを押すだろうからなんならちょっと引いて見ます。

本業の相談

できればいいのですが、担当変更が多い(仕方ない)ので多くの場合は事業の説明をするにとどまります。計数資料や事業計画、決算短信などを渡すことで、ヒアリングや稟議に時間を要さないようには配慮していきます。エネルギーは会社の外や未来のことを一緒に考えることに使っていただきたい。

行き着く先はマッチング

今回の決算報告では、ビジネス図を用いて会社の外のこと、未来のことを話そうと心がけました。いまのシンシアの場合、売り買いともに海外展開がテーマです。相談すると銀行のネットワークを使って公共系や事業会社(特に海外やローカル)など、自分で探すのがたいへんな先を紹介いただけました。

ネットワーク、リサーチ力

たまたま近くにいる人や企業から聞いたことが全てとなりがちなリサーチにおいて、広く情報を集める方法を持てます。ネットや書籍だけでなく、詳しい人から聞けます。今回の海外の例では、銀行の国際部、JETRO、中小機構など紹介いただきすぐに話が始まりました。意外、と言ったら失礼ですが、銀行によっては遠方の専門家とのweb MTGを設定してくださいました。海外経験がある方でとても有意義な相談時間でした。あとはやるだけです。

先のステージ

いまは海外展開が最大の課題ですが、今後、M&Aや現地法人・子会社設立、上場準備などがターゲットになることもあり得ます。そのときはまた違うレベルで、法律、財務の専門サービスなどをマッチングしていただければいいと思います。

まとめ

銀行は融資以外でも多くの価値を提供してくれます。企業に求められるのはアイデアと行動力です。やっていきます。

写真は、銀行まわりの合間に甘いものを食べ休憩する一幕。

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