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報道写真 産業を経て

今日は自転車をこぎ、中央図書館に行きユージン・スミスの本を借りてきました。公害(水俣病)被害を写真で世界に知らせたという意味で、一冊は児童書コーナーにありました。

写真との関わり
産業という側面では、ジョージ・イーストマンのコダック社の隆盛と凋落は、イノベーションのケースとして印象が強いです。手間のかかる湿板から簡易な乾板へという破壊的イノベーション、写ルンです的な新しいビジネスプロセスなど含蓄あるケースでした。
と、まあそれは置いておいて

ユージン・スミス

ロバート・キャパの白の爽やかさとはまた違う、白黒のコントラストの美しさ。戦争帰りで消沈していたスミスへの救いになるような、光差す方へ歩む子どもたち。
戦争ではなく、産業の光(日立の技術)を撮るようになり、後には産業の闇(水俣病)を、村に入り込み撮影し続けたという。客観性とはまた違うフォトジャーナリズムを自覚してのことのようです。
日本やアメリカの街をふるさと的に捉える記述があるのも、イメージする報道写真家像と違い、興味深い人物です。

まとめ
対比するためにここ2日間ロバート・キャパとユージン・スミスについて書かれた本と彼らの写真を見ていました。もう少し深ぼって、まとめたいと思います。

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