ですです
午前中はホテルの部屋でTVをつけながらお仕事。なんとも味気のないワーケーションin鹿児島の2日目。地方の番組を垂れ流しながら、時折画面に目をやる。すると気になるタイトルが目に入る。
『ですです』
極小ボリュームにしてるので、何を話してるのかはわからない。
「最近よく耳にする言葉でも取り上げてるのかな。『ですです』ってそういやよく聞く気がするな。」
なんぞと考えが浮かぶ。
なんか2回繰り返すと、ちょっとカワイイ表現になるよね。愛嬌が出て親しみ感じる。そんな効果があるのかもしれない。
少し音量を上げてしばらくみてると、どうやら番組のタイトルだということがわかった。
で、ググってみると立派な定番番組だった。
ぼくはしばらく屋久島(鹿児島件です)と2拠点生活してたのだけど、この番組は知らなかった。視聴習慣が違うと全然わからないものなんですね。
朝のこの時間は、母の韓流ドラマタイムだったので、知る由もない。
しかし韓流ドラマとは本当に恐ろしい。
真面目に観たことないのだけども、たいがいデジャヴのオンパレードだ。
意地悪な母親、虐げられるヒロイン、復讐に燃えるイケメン。
そして財閥の遺産相続で揉める家族や仮面夫婦。だいたいそんな感じ。しらんけど。
母も毎回同じ文句を言いながら観ている。なんの中毒だかわからない。意味不。それぐらいの中毒性がある。恐ろしい。
話を戻して「ですです」を調べてみると、鹿児島弁だということが判明。
そうだったのか。これをよく口にする人を思い浮かべる。あの人も薩摩隼人だったのか。
もう少し調べてみると、なんとnoteに「ですです」について書いてる方がいらっしゃる。非常に触れにくい事実。後出しジャンケンみたいで気後れする。でも見て見ぬふりも後味が悪いので触れておきます。
この方の意見では、方言という文脈ではなく、会話の中で耳にするようになったという考察でした。
冒頭にぼくが観てた幻の番組を展開してくださっている。ありがとうございます。
夕方に副業時代からお世話になってる会社に伺うことになってるので、この日の雑談ネタはもう「ですです」で決まりです。
その土地の人と、たまたま遭遇した方言について話をするなんて、まさにワーケーションの醍醐味じゃないですか。しめしめ。
話を雨かがうと、思ってたことと同じような意味だった。
ただイントネーションはイメージと違う。
このイントネーションってやつがぼくは苦手で、何回言い直してもうまく言えない。
告白すると、この30年で未だにうまく言えない言葉がある。それは「天王寺」。
本能寺は普通に言えるけど、天王寺が言えない。地理のテストにスピーキングがなくてよかった。
↑テンノウジ、テンノ↑ウジ、テンノウジ?
今から大阪に向かうので、地元の人に訓練してもらおう。
今日の疑問まとめ:「ですです」はなぜ全国区になったのだろうか。
いただいたサポートは次の創作に役立てます。 これからもどうぞよろしくお願いします。