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利益誘導とは?

危うい(うっかりやってしまいかねない)な、と思ったので、明文化しておきたいと思います。よろず支援拠点の業務で繋がった事業者からの仕事を自分(自社)で請けてはいけない、というルールがあります(中小企業庁の資料)。同じ項目に「民業の圧迫となるような活動をしない」とも書いてあって、無料のウェブサービスをガンガン紹介しまくってる私なんか、こっちも危ない。

とりあえず私がよろず支援拠点コーディネイターとして現役の間は、相談だけでは対応しきれない依頼に繋がりそうな時は、同業者を紹介という形でのお願いを徹底して行こうと思います。よろず経由で知り合ったお客様の仕事は自社では請けない、を徹底します。

ただ、「ルールを守る=ルールに賛同している」という訳ではありません。例えば、私は公務員の副業解禁なんかも賛成の立場です。若い人こそもっと貪欲に利益誘導したらいいじゃない、と思っています。人口の少ない地方だからこそかもしれませんが「私腹を肥やすだけ」のタイプの人はあっという間に浮いてしまってすぐ見分けがつきます。細かいお金のことよりも、今までにない仕事の組み合わせから生まれてくる新しい仕組みと、それがもたらす豊さにもっと着目したら良いのに、と考えています。

東京などのように、人が潤沢にいて高度に専門職の細分化が進んだ世界では、その領分を超えずに、秩序立って動くことが全体の発展に寄与するというイメージは湧きます。しかし、圧倒的に労働人口の足りない地方で、「なんでもやってみたい!」という意欲のある人材の足を引っ張ってどうするの、と思います。オープン(公明正大)であることは最低条件ですが、そこさえ担保出来たら、もっと貪欲に「稼ぐ」ことを奨励して良いのではないでしょうか。

ルールは守る、けど、時代遅れのルールを変える努力を怠らない、というのを基本姿勢として、微力ながら動き続けたいと思います。

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