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読売新聞に掲載されました

妹からLINEで教えて貰ってはじめて掲載を知るという(^^;

今回はCoderDojoの取り組みを取り上げて頂きました。取材を受けるたびにこうして日記として記録していて、毎回似たような感想を書いているのですが…言いたかったことを、うまく言い切れたことが無いです。「思い」はあるんだけど、それを熱心に伝えれば伝えようとするほど言葉の足りなさに気がつく感覚です。

もちろん、この記事が的外れとかそういう意味ではありません。熱心に何度も質問してくださって、すごくうまく言葉を引き出してくれたと感謝しています。この文字数でまとめるならきっとこれがベスト!(←プロを相手に失礼な。

例えば記事中の「自ら考える人になって欲しい」という部分なんですが、どうしてもちょっと違ったニュアンスで伝わることが多いと感じています。私が記事の中で語っている教育論、提供している教材、そのなかで使うプログラミングの技法、どれ一つとっても「私が自分で」創ったものなどありません。この文書を書くための言語(漢字・英語)も含めて、ぜーんぶ借り物で、ただそれを組み合わせて「どや!」って言ってるだけの存在です。「そのくせ『自分で』ってどうゆうことや?」と思いませんか?一時期、自分もその思念に囚われてしまって、あまりの自分の小ささに愕然としてしまい、身動きがとれなくなったことがあります。(CoderDojoで扱っている)Scratchは、その部分をうまくシステムに組み込んであって、「Remix」という表現で、他の人の作品を「改変」して自分の作品を作ることができます。クリエイティブ・コモンズなどの新しい知の共有方法について知ることが、次の一手に繋がるかもしれないよ、という道筋まで踏まえて、今は「真似」でも良いから好きなものを作ってみよう!とアドバイスすることがあります。冒頭の「自ら考える」とちょっと矛盾して聞こえますよね。でも、自分としては同じことを(相手に応じて)伝えているつもりです。

この辺りの感覚を、どうしても言葉でうまく伝えきれません。また、今の自分の考えが100%正しいのかも分かりませんし、まだまだ他にも、こうしたい、こうしたら良いんじゃないだろうか、というポイントは沢山あります。だからこそ、行動で続けることで、自分自身も軌道修正しながら、ちょっとずつでも動きを作れたらな、と考えてやっています。全てを知っている先生が生徒に教えを与える「教室」ではなくて、立ち位置は違えど同じ道を目指す同志が集まる「道場」という命名に惹かれて参加したのも、そういう部分が大きかったかな、と思います。

CoderDojo Miyazaki は、月に1~2回のペースで開催しています。メンター/ニンジャ共に絶賛募集中ですので、気軽に遊びにきてください。ややこしいことは置いといて、とりあえずプログラミングやってみたい、というだけで十分です!

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