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勝手によろず支援 その14 - Office

よろず支援では、申請書の書き方なんかもアドバイスさせて頂くことがあります。ちょっとした書類の作り方のコツなんかをお伝えする中で、そもそもどの道具が良いのかな?と思ったので、簡単にまとめてみました。(わざわざお断りすることでもないのですが)完全に私の独断と偏見ベースです(^^;

Word, Excel, PowerPoint

言わずとしれたOfficeスイートと言えばMicrosoftのコレ。私は天の邪鬼なので10年以上一切使ってませんが、過去に一度ライセンスを買ったことがあります。

Writer, Calc, Impress

個別のアプリ名だと聞き慣れない人が多いのではないでしょうか?LibreOfficeという名前のスイートに含まれています。昔、OpenOfficeという名前が有名になったこともありますが、その後継として開発されています。MicrosoftのOfficeとの互換性を意識して作られているので、ほとんどのOffice書類が問題ないレベルで扱えます(レイアウト崩れが時々起こります)。

Office系の書類を受け取ることが多いが、ライセンス(サブスクリプション)費用は抑えたい、という場合には良い選択肢です。LinuxやMac環境でも使えます。

Pages, Numbers, Keynote

Macを使っていれば、無料でインストールして使うことが出来ます。そこそこオシャレな感じのテンプレートが豊富で(私の主観です)、ちょっとした書類や配布物(イベントのチラシなど)は一番手軽に作れるイメージです。iCloudと連動させたりも出来て便利ですが、Macでしか動作しないため、WindowsやLinux環境とのやり取りがある場合には不便です。

Pages - https://www.apple.com/pages/

Numbers - https://www.apple.com/numbers/

Keynote - https://www.apple.com/keynote/

Docs, Sheets, Slides

Google Driveに含まれています。専用のアプリケーションをインストールすることなくブラウザから利用することが出来ます。秀逸なのが複数のユーザによる同時編集(DocsとSheets)の機能と編集履歴の閲覧機能。「誰が」「いつ」書類や表を書き換えたのかというワークフローに必須の機能が備わっている上に、動作するOSを選ばないため、どんなチームとでもすぐに共有することが出来ます。前述の3つのアプリの方がネイティブで動作する分、高度な機能を持っていたりもするのですが、そういうものって逆にあんまり使う機会がなかったりしますので、大抵の場合、このGoogle Driveで事足りるように思います。

オマケ:一太郎、三四郎

国産のフォーマットなので、心情的には応援したい気もするのですが…いかんせん普及の度合いが…。一部のお役所ではまだまだ現役なようです。

結局、どれを選ぶ?

特段のしがらみがなければ、Google Driveが一番かと考えています。なんといっても導入が楽(Googleのアカウントを作るだけ)ですし、多くの書類や表が作られる理由に立ち返ってみると、「共同編集」「履歴の管理」の方に本質があることが多いと思います。つまり、書類を作ることはあくまで手段であって、議論や推移、そこから編み出される未来こそが目的です。

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