見出し画像

伊藤製作所と(株)ランバーミル

名刺を交換させて頂く度に、よく質問されることなので自分自身の中での整理の意味も込めて、ここにまとめておきます。(私の名刺は左上に「伊藤製作所」、右下に「株式会社ランバーミル」と書かれてます)

株式会社ランバーミル(法人)

2006年に設立し、以降、私が代表取締役として切り盛りしている小さな会社です。自分しか居ない時期もあったりして、「代表」という肩書きがどうもしっくりこないんですが、作っちゃった以上、責任を持って運営してくしかないかな、というニュートラルなテンションで続けています。法人とでないと取引が難しいというお客様もいらっしゃるのと、事務所を借りたり法人向けのサービスを申し込んだりという見た目の信用が大事な場面では役に立ちます。

規模の大きな開発や継続的な保守案件など、チーム対応が必要な案件の窓口として今後も存続します。2019年にはベンチャーキャピタルからの支援のお陰もあって、構成員を増やすことが出来ましたので、属人化するタスクのない、組織としての強みを持った会社に育てて行きたいと考えています。つまり、私がいなくなっても誰かが代わりに立って必要な業務が全て回るようになることがゴールと考えており、2年前から毎年段階的に役員報酬を減らしています。

伊藤製作所(個人事業)

2018年(2019年申告)分から個人の確定申告も始めたこともあって考えた屋号です。元々、祖父が伊藤製材所という木材の加工をする工場を経営しており、その名前をもじって命名しました。こちらはまだ「お金を稼ぐ」という段階までは到達できていませんが、法人とは真逆のスタンスで「自分にしか出来ない」ことを突き詰めていくための看板にしたいと考えています。興味の赴くままにアプリケーションやサービスを立ち上げてみたり、文章を書いてみたり、どれほどのことが出来るかは分かりませんが、社会貢献と呼べるような活動(CoderDojoCode4Miyazaki)にも一定の力を入れ続けながら、経済的にも自立できるレベルを目指しています。

2020年以降、どんな未来が待っているのか、正直まだ全然分かりません。テクノロジーの進化が速く、あらゆる不確定性がますます高まる中、旧態然とした仕組みに留まることのリスクは(よほど鈍感な人でなければ)、なんとなく誰しも気づいては居ると思います。ITというツールを駆使して、次の一手を探すためのお手伝いを出来るような組織と技術力を、引き続き探求してゆきます。

カイシャで働く人たちの中には、根本的な変化が必要であることを理解する人もいらっしゃいます。ただ、どうすればいいかわからない。社内を説得するにも確信がない。そもそも議論する文化すらない。変化は遅く、日本のカイシャは国際競争力を失い続けています。
青野 慶久
- 会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。

私自身のプロフィールについては以下の記事もどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?