人もアイデアも1人じゃ生まれないと気づいた

最近の業務の中で、先輩2人と一緒に動くことが多くなっている仕事があります。
新規開発に関するプロジェクトで、自分のお客様がユーザーであることから、私+先輩2人という形で動いています。
自分の会社は普段から個人で動くことが多いため、それはかなり新鮮な数ヶ月です。

通常業務のように形あるものを売るわけでなく、形のないところから膨らませる必要があり打ち合わせの回数も増えているのですが、非常に良い話し合いができていると感じています。

それぞれが意見を出し合い、みんなが否定することなく聞く。世代の違う3人(見事に30代、40代、60代と分かれている)の意見が合わさって形になる。
一番下っぱである私の意見も取り入れてもらえ、先輩2人の人間性もとても素敵だなぁと思って仕事ができています。

・一番専門的、技術的な部分は年長が引っ張り
・客観的に現実の部分を中間がフォロー
・少し夢物語的なことも遠慮なく私が意見する

こんな感じで各世代の経験やアイデアが形になっているような、バランスのよいメンバーです。それぞれが気を遣いすぎず、臆せずしっかり意見を出せているからこそ、次の新しい意見が生まれる。
リアルに「アイデアを発見する」という感覚を感じられている数ヶ月です。

おそらく自分1人だけのアイデアではこうはならなかった。本当に人間は一人一人考えていることって違うのだなぁと実感しております。
どんなに素晴らしいアイデアの持ち主でも、1人では偏るんだろうなぁと。

そしてこのように何人かで挑む時、とにかく必要なのは

みんなが同じ方向を向く

ということです。

1人でも案件に対してネガティブであったり他人事に考えていたとしたら、また1人でも高圧的であったりリスペクトがなかったとしたら、この雰囲気・関係性は絶対にできていませんでした。

コロナの影響で予算的な問題等も出てきており厳しい状況ですが、なんとかこの仕事を形にしたい!
ここまで熱意を持てているのは、10年働いてきて恥ずかしながらはじめてかもしれません。

すでにプロジェクトが始まり半年ほどたちますが、まだまだ長丁場になりそうです。
とはいえこの時間がずっと続いてほしいなとも思っています。

おわり

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