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Copilot+PCの限界に挑戦した話

さほどきつくはないですが、水着画像が含まれますので苦手な方は閲覧を注意してください。

人は皆、新しい技術を手に入れたら特定のある分野を追求したくなるのが世の常、それが欲というもの。
だからいろいろやってみたくなるわけです。
今回はCopilot+PCのSurface搭載のペイントで画像生成をしてみたいと思うのです。

Copilot+PCのSurface搭載のペイントでは、簡単に描いた画像からきちんとした絵を作成することができます。
しかし、性的な表現、センシティブな表現では以下のように画像が生成できなくなります。

また、生成をAIが作るのですが、AIがどのくらい作り上げるかの度合いを0から100までのレベルで作ります。
その度合いを上げていくとだんだん完成していくのですが、上げすぎるとリアルになってくるので、上記のように制限に引っかかるようです。

その制限がどこにあるのかを知りたくないですか?
Copilot+PCがどのくらいクリエイターの方にとって価値があるのか、それに直結するような気もしますので、個人的興味もあるので検証したいと思います。

水着の画像を作ろう

今回は、この画像をペイントのマーカブラシで作成し、水着姿の画像を生成することに挑戦。

そうすると生成できないといわれます。

でも、創造性のパラメータを40程度まで下げると、あるところまでは生成します。

限界まで創造性を上げて71にしたものが次。これは・・・男やないかい!!

具体的に指示しよう

確かに水着だけでは性別はわかりません。プロンプトはより具体的に指示するのが生成AIの基本。
ということで、プロンプトに水着だけを入れていたので水着の女性へ変更したのが次。ラインとしては女性っぽいかな。

プロンプトをビキニの女性にしたところ、創造性が73まで上げることができ、さらにより僕の求めている感じになりましたね。

色を指定すると創造性が53までしか作らず、また画像も壊れる結果に。

元画像を具体的に

今度は元画像をより要望に近いものへ変更。といっても胸部分に青いマーカーを乗せただけ。

創造性の限界は49だけど、画像が崩れないのは42のところが限界。

この状態でプロンプトから色を抜くと創造性は81まで上昇。

そこから87までは生成自体しないんだけど、88で服を着た女性になるのも面白いな。まず作ってみてより具体的に裸要素が増えた時にガードしてるのかなとも思える。

スタイルにアニメを設定すると、かなり厳しくなるようで、創造性は31でストップ。クリエイター泣かせだなぁ。。。

制限の一貫性は

ここからはジェンダー的なところの検証なんだけど、はじめに性別を入れないでやってみたとき、創造性が低い時には女性を書いていたけど、上げていくと男性に変わっていったというところがあるので、もしかしたら男性ならちゃんと作るのか?もしそれならもやもやしちゃうなってところもあるんだけど、それを確かめてみたい。
プロンプトに水着だけ入れてみた。胸部分の青が効いているので女性っぽくなるのだと思う。創造性は63が限界。

2枚目はプロンプトに水着の男性と入れた。創造性92とかなり高く、かなりリアルに作成する。創造性を少し下げると顔も出てくる。
女性は制限がかかり、男性は制限が緩いということか。

ちなみに画像はあれなので載せないけど水着の男の子というプロンプトでは創造性100で青い水着の男の子を写真とまではいかないがリアルに描いた。なんかもやもや度が上がってきたな。

総括

いろいろ思ったのは、日本のクリエイターにはかなり表現が制限されるなという印象。
せめて解除の呪文が用意されるといいなって思いました。(ちなみに他の生成AIで使う解除の呪文は効かなかった)
また、制限かかるのはいろいろな事情であるのは大人なので理解はするけど、制限の方向性がおかしくてもやもやしちゃいましたね。性別で差があるのもそうだし、低年齢こそ制限かからなきゃいけないんじゃないのって思うところもあったし。
現状、どこでこのような制限がかかるのかブラックボックスなので、作ってみないとわからない、作ってみたところでできる範囲でしか表現できないという感じです。その制限とうまく付き合うのがクリエイターすきるなのかなとも思いました。
ちなみに制限がかからなければこのくらいの感じで生成できます。

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