ワークショップの道具箱「カタルタ」
こんにちは、よさそう®です。
今回のワークショップの道具箱は「カタルタ」です。
カタルタとは?
カタルタはトランプのようなカード型の紙に、接続詞や感嘆詞などが書かれているものです。
これをトランプのように1枚ずつだったり、3枚、5枚と引いて、お題に沿って話していくという使い方をします。
カタルタの何がいいの?
やってみるとわかりやすいので、このnote上で再現してみます。
たとえば、お題が「私が思う、私のいいところ」とします。カタルタを3枚引いて、出てきた言葉を使って「私が思う、私のいいところ」を話すとします。
ということでカタルタを準備します。
トランプのようにシャッフルしてから3枚選びました。
「あるいは」、「個人的には」、「そういうわけで」の3枚が選ばれました。いきなり「あるいは」から始まるのはなかなかチャレンジングですが、これでがんばってみましょう。
「あるいは人によってはそれは美徳とはいわないかもしれないが、個人的には私はお酒が進むにつれて、どんな人とも楽しく会話ができるようになる。そういうわけでお酒が入った私はコミュニケーション能力がバク上がりする、これが私のいいところだ。」
かなり無理がありますが、こんな感じで引いたカードで文章を作っていきます。
グループで1枚ずつ引いていって、物語を作るのも面白いです。
言葉が発せられれば誰でも参加できます。そして即興による面白さも生まれます。
なにかを考えて話すのは、きつい人にとってはかなりハードルの高い作業です。だけどカタルタによって枠組みが与えられると、それに沿って話せるし、自分が思いもよらなかった言葉の紡ぎ方になり、少しずつ気持ちがあがっていきます。
私が見てきた限り、カタルタを使って場の熱量が下がったところはみたことがありません。お題にもよると思うのですが、それくらい強力な仕掛けだと思います。
余談ですが私は一人で夜な夜なカタルタをやるときがあります。これをたまたま作者のかたとお目にかかれたときにお伝えしたところ、作者のかたも一人語りで使っているとのことでした。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また。
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