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ゲストハウス 太陽堂」の設計♯1 出会い編

2018年に完成した南信濃 遠山郷にある「ゲストハウス 太陽堂」の記録です

建築場所について

日本にはいくつか秘境と言われる場所があります

私が設計をさせてもらった「ゲストハウス 太陽堂」のある、
遠山郷(とおやまごう)もその一つでした

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遠山郷は「霜月(しもつき)祭り」が有名で毎年の12月になると
地域一帯が古くから残るお祭りの空気感で満ちます

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仮面を被った神様が煮え立つお湯に手を入れ、周りに湯を撒くのが特徴です

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これが「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとなったそうです

出会い

遠山郷に初めて訪れた時に向かう車で一緒になったのが
このゲストハウス のオーナーとなった「水戸幸恵さん」(以下さっちん)でした

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実はこのご縁を繋いでくれた方が車中で話す場を設けてくださったのです。

さっちんはゲストハウス をするために、東京の会社をやめて準備している中、
「遠山郷で良い条件のところがある!」と呼ばれたそうです。

そして紹介されたのがこのオレンジと緑のひさしが特徴の「元商店 太陽堂」

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私の名前の「陽」とリンクしたので、なんかとても強い縁を感じてしまいました。

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さっちんもココにご縁を感じて、直ぐにここでゲストハウス をはじめることを決意したようでした。

しかし、写真のように中のものは全てそのままであったので片付けは相当たいへんだったようです。

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しかしすごい物量。。。

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これらを片付けてもらいつつ設計打ち合わせは進んでいきました。

続いての設計については 次の記事で!

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