ヨルシカ 前世2023
ヨルシカの前世を観劇してきた。 普段は感想は残さいけど、いつか見返したいから自己満で書こうと思ってフリックしてる。
きっと今回の公演は何十年たっても心に残り続けると思う。そのくらい心を揺さぶられる流麗な作品だった。
ヨルシカのLIVEで度々抱くのは「これは1本の映画を鑑賞しているのではないか」という感情、だけど今回は映画をスクリーンを通して鑑賞するというより、聴衆がヨルシカの作品の中に実態のない登場人物として入り込み間近で彼と×××の物語を観賞しているように感じた。
まず定番のn-bunaさん朗読から始まる公演、「あぁ、始まるぞ」と全感情が音に集中できるんだよ
彼が前世を語る度に×××が彼の話を楽しみにしていたように、観客は「次はどんな曲を歌うんだろうか」って思ってたと思う。
個人的に一番やばかったのはブレーメン→ドラムアレンジ→雨とカプチーノここの繋げ方天才ですね、まじで。あの瞬間は世界の誰よりも幸せだった確信がある。
で、終盤になっていくにつれて明らかになっていく謎と×××が抱く「彼」への表現できない不安な感情、そして段々曲もどことなく×××の感情に寄り添うように不穏な空気に
それを吹き飛ばす【春泥棒】身体の内側から殴られたような。ヨルシカの公演は最後は「孤独」だったりして完璧に気持ちのいい終わり方はしないなと思ってたけど、今回は「ヨルシカの形」を残しながら完璧なハッピエンドだったと思う。
公演が終わったあとで思い出しながら書いてるからぐちゃぐちゃだけど、結論何が言いたかと言うとホントに最高でした!
※ ×××は登場した女性のことです。
大分ネタバレしたけど、一番重要なとこには触れてないので、DVD出たらぜひ買ってください!!!
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