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7月18日の日記「言葉を残す」

やあ。
よるのだよ。

起きてからずっと漫画を描いてた。
ネームだけど。
自分のことを描いてたら涙が出てきた。

ヨルシカが聴きたくなって、ずっと流してた。
そういう風が吹いてる日だったのかも。

『前世』って名前のLIVEでこの曲を聴いた時、
本当に涙が止まらなくなって、なんで泣いてるんだろうって考えた。
まずいっしょにLIVEを見に来た、隣にいる彼女のことを思った。
こんな素晴らしいLIVEを一緒に観られて良かったと思った。
同じく泣いている彼女を見て、同じ気持ちでいるのかなと思って嬉しかった。物語仕立てで進んでいくLIVEだったので、このストーリーそのものに感動している彼女の心を好きだと思ったこと。
僕が苦手な春が、彼女となら少しづつ好きになれるかもと思えたこと。

”愛を歌えば言葉足らず 踏む韻さえ億劫 花開いた今を言葉如きが語れるものか”

この歌詞を前にして、僕はやっぱり好きな人と好きなことと、好きな景色を言葉にしたいと思った。
言葉で語りたいと思うことこそに意味があって、知っている言葉をすべてひっくり返して探す作詞という地道な作業は、その景色と同じくらい美しいと思う。

たった一行の言葉によって歩きだすことも、踏みとどまることもある。

僕は背中を押すことが得意ではないから、自分の気持ちをただ吐き出すことしか出来ない。例えばヨルシカが先生なら、僕は先輩になりたい。
僕の歌詞を読む誰かの少し先で傷を負って待っているような人。
僕にとっての先輩はSUPER BEAVERだったりamazarashiだったりクリープハイプだったりする。

僕の心の傷であり、あの時言葉に出来てよかったと思う曲がある。
季節的にもちょうど曲を完成させたのと同じ時期なので、よかったら聴いてください。

創作という吐き出し方、認められ方、生き方、過ごし方、苦しみ方。
高校生以降はずっとその中で暮らしてきたから、僕は自分の人生の動かし方が少しズレてしまっている。
どこまで落ちても最終的に作品になればいいやと思っているし、信念を通すことを何よりも大事にしている。
世間とどれだけ乖離していようと、自分のやってきたことに自分なりの筋を通すことのほうが大事だ。
そこを曲げると、創作者としても生きられなくなってしまう気がする。
出来るだけ嘘はつきたくないな。
面白くない嘘はつきたくない。
誰かの上に立つための嘘や、傷つけるための嘘はつきたくない。

とりとめのない内容でごめんね。
ここまで読んでくれているってことは、よほど暇か、同じような人なのかもね。

のらりくらりしているように見えてずっと真ん中に据えている気持ちや信念は変わっていない。

ぐるぐるしたコイルの真ん中を磁力線がまっすぐ通るように。

この考え方というか表現は父親からの受け売り。

どうやって生きていこうかな。

本当は心配をかけたくないし、自慢の息子でありたい。
ただひとつわかるのは大学に合格したときよりも、一曲完成させて聴かせたときのほうが喜んでいたこと。
俺は好きなことをやっていこうと思うよ。
ビジネスマンにはなれなかったけど、信念はずっと持ってる。
そしてその信念とぶつかった現実を言葉として残す。

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