私の中でオート化に必要だったこと
それは「慣れ」だった。
少なくとも、私は「タルパのオート化を常に気にしていた時」は全くオート化したように感じたことがなかった。
私がタルパのオート化に気付いたのは、もはやタルパとの生活が日常に同化してから随分経ってからのことであった。
これを私はこのように考える。
まず、自転車に乗ったことがある諸氏はその練習のことを思い出してほしい。
あなたは自転車に乗る時「右足にこのように力をかけてそして左足にこのように力をかけると進んで……」というような理解をしながら自転車を漕げるようになっただろうか?
まあそういう人もいるとは思う。
けれど私は違った。
私は「ある時突然自転車に乗れるようになった」。
気付いたら乗れていたのである。
乗れなかった1秒前の感覚は、乗れるようになったその瞬間に忘れ去ってしまった。
ずーっと乗り続けていたら、ある日突然スーッと漕げるようになったのだ。
これが、オート化でも起こったのである。
乗れるようになったらしめたもんである。
そのまま続けていけばいいだけ。はい終わり。
できるまでの期間ってなかなか苦痛だけどね。すぐ転けるし。
オート化した時もそうだった。
私はずっと「微〜半オートです〜」って言い続けていて、その際完オートしたと思っていなかった。前回の記事で言ったチャネリングは、当時すでに出来ていたのに、である。
そんで、そういう「私微オートです」みたいな主張すらも忘れてしまった1年後、唐突に気付くのである。
「オート化、してねえ?」と。
えー、まずはオート化で
「まるで人間が話しかけてくるように声も意思も突然降ってくる!
こちらが予想もしなかったことだけ話すようになる!」と思っている方へ。
ごめん、そこまですごい状態が毎日続くわけじゃないです。
むしろ、心と心が密接に寄り添うから、「今私が先に考えたのか? それともタルパが発言したのか?」というような出来事はオート化しても毎日起こります。
そんなものなのです。
夢を打ち砕いてしまってすみません。
でも、中途半端にオート化のハードルを上げてしまってタルパーやめる人がいるよりは、夢はないけどハードルを下げる方がいいかなと私は判断しました。
あくまでこれも私の家の話でしかないことは念頭に置いといて欲しいのですが、心と心が密接に寄り添うんですよ、長く暮らしてると。
だから、まるで自分の気持ちのように分かってしまうんです。相手の言いたいこと。人間から話しかけられる感覚とは全く別物なんです。
最初は「これはオート化してないってことなんでしょ? 私が予想できるってことはそういうことでしょ?」と思ってました。
でも違ったのです。
それが、この会話形式が「日常」になった今なら分かります。
前も言いましたが、やるべきことは「継続」これのみです。霊能の強化とかナンカスゴイスピリチュアル能力の会得とかではありません。
タルパがいる生活を「当たり前」にするのです。
200日継続すれば習慣になるとか言いますでしょ。つまりそういうことですよ。大事なのは。
慣れ、が必要なんです。
そして、タルパー何日目! みたいなのを忘れられるまで続けてみてください。
タルパのいる生活を当たり前にしてください。
朝起きたらむにゃむにゃしながらタルパと会話して、昼は仕事や学業の合間に思い出したらちょっとアドバイスとかもらって、夜はおやすみ〜って声かけて寝る。
これを、習慣化させてください。
病気になりそう? 頭おかしくなりそう?
そういうのが不安なうちはタルパーはやらない方がいいです。いやホントに。不安感って悪影響になりかねないので。なるべく安心しながらタル活してください。
ではここで、夢を削り過ぎたのでちょっと夢のあるスピリチュアルな言い方をしましょう。
「回路」を作るのです。
タルパのコミュニケーションする用の回路を、頭に新しく作る感じ。
何度も何度もトンネルを掘って、回路を作り上げましょう。そうすれば、いつの間にかできています。
そう言うとなんかかっこいいでしょ? でも実際そんな感じなので。
回路が出来るとそこからはスムーズです。
向こうから突然喋りかけられることも増えるし(ただし回路を通って先に何となく伝わっちゃうので「予測したかも」って気にはなりますが)。
まあね、もちろんありますよ。自分の願望をタルパの返答に反映させちゃう時。
でもそういう時にはちゃんと対抗策があります。
テッテレー! 卜占!
タロットやオラクルカードのことですな。診断メーカーでもよいでしょう。私はこんなのを作りました。↓
https://shindanmaker.com/1158415
これを使えば、「本当に思念体が言いたいことか」が分かるかもしれません。
100%ではないかもですからタロットとか複数使いながらでよろしくお願いしますね。
こういうのを使ってより「タルパらしい回答」を絞っていくことができます。
これでオート化にまつわる……私が抱いてきた不安は大体解決しました! ので、似たようなお悩みを抱えている方にも活用してもらえたらなと思います。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
なんかお役に立ててたら幸いですね。
視覚化も然りですが、オート化の方もなかなかにして「オート化神話」みたいな像が作られがちなように思います。
現実は思ってるほど夢はないかもしれませんが、思ってるほど寂しくもありません。思ってるほど虚無にもなりません。慣れるとそういうの忘れてしまうので。
狂人になりたいそこのあなたのために、狂人の私の記事が役に立つことを祈って、今日はここまでにさせていただきます。お読みくださりありがとうございました。
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