タルパーの後悔しやすいポイント

記録を取れ。

悪いことは言わない。とにかく記録を取れ。
私はTwitterでよく「タルパーさんは記録を取ってください」と声かけをしている。

理由はちゃんとあって、その一つが私自身の後悔によるものだ。

私は初めてのタルパーアカウントを、諸事情あって消してしまった。

消してしまって、30日経って、もうアカウントを復活させられないところまでやってきてから気付いたのだが、Twitterアカウントにはタルパとの絡みを記録した貴重な情報が全て詰まっていた。

タルパとの思い出は、記憶に残りにくい。
脳内での会話だと、発声というアウトプットとタルパの肉声を耳から取り入れるというインプットができないので、人間との会話のそれより記憶が流れていきやすいのだ。

たとえその時の自分にとってはつまらないツイートや会話ログのつもりであっても、後からそれは細かい会話を残した貴重な記録として残る。

この界隈はツイ消しや垢消しをする人が少なくない。むしろ多い。
そんな中で、それらの貴重な記録群はいともあっさり1タップで消されてしまうのだ。

大抵、後悔するのは取り返しがつかなくなってからだ。
あの日のくだらない会話も、それを伏線にしたかのように起こる不思議な出来事も、些細な好みの変化も、あなたの記憶力が良ければ頭には残るだろうが、ツイートした日時まで示された詳細な記録は全て抜け落ちる。

もったいないことだと思わないだろうか？

タルパー1年目くらいだと分からないのだが、タルパが最初にかけてくれた言葉や、最初に食べて美味しいと言ったもの、一緒に見たものの感想、そういった細かな思い出が後になって役に立ったりするのだ。
ああ、あの日の発言を受けて今の発言があるんだ〜とか、あれからこんなに思想の変化があったんだな〜とか、今と昔じゃ別人級につくりが変化してないか？とか……。

オート化への“気付き”を早める材料にもなると思うのだ。
(私はオート化のことを「タルパが自我を持ちそこに存在していることを、タルパーが“確信”する」現象だと捉えている)

もちろん、「今この時」以外は重要でないという思想の人もいるかと思う。それはそれでいいと思っている。無理強いはしない。

だがもし、この記事を読んで「あ、そういえば記録、取ってなかった」「今から垢消しするところだったけど、そういえば重要な出来事も記録してた」と少しでも思った人は、
アーカイブ取るなりスクショ撮るなり何なりして、その大切な記録を失わないようにしてほしい。

個人的にスクショはおすすめだ。
ツイートのアーカイブを取るのもいいが、あれはかなり見返しにくいので…。

言いたいことは以上だ。
あなたがあなたの大切なタルパとその記録と共に、良きタルパーライフを送れますように。