笑いと遊びのペーパーク67

降りた島は何にもない、不毛の地が広がっていた。

「おかしいな、確かにここの筈なんだけど。」

アマンタが不思議そうにボソボソ言った。

「本当何にもないわ。ね?ムーゴン。」

サウルとムーゴンは空飛びながら島全体を見渡している。

フーニャンは鼻と耳をピクピクさせて、

「うん、確かに。間違いないわ。微かに花の香りと風の音そして。」

フーニャンの毛が逆立った。

フーニャンとムーゴンの顔も険しくなった。

「え、みんなどうしたの?」

アマンタが不安そうに尋ねた。

反対の岸に怪しげな黒い帆を上げた船があったのだ!

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a