ポケット屋敷の探し物98 キラキラのバスルーム

あ、そうか夕方は重なり易いからか。
それとも…?
「はい、そうさせて頂きます!わざわざ教えてくださってありがとうございます!」
と誰かが口を開く前に奈々はお礼を言った。
お昼下がり、広い浴室のガラス戸から差し込む光が明かりになる。
一応磨りガラスだから開けない限り外は見えないけどプリズムのような光、そしてその光を受けて水面がキラキラ!
怪しい影の人とか謎の行方不明事件のことなんて忘れてしまいたくなるくらい。
「ねぇ奈々ちゃん、どうして秀一さんの言うことにいち早く賛成したの?」
事件のことなんて今忘れたいのに司が聞いてきたから、
「気分転換して頭をまっさらにしたかった。」
と正直に答えた。
「ま、それもありかもね。私達事件に囚われ過ぎてたかもね。少し頭を冷やして…ってあっためているよね?ふふ。」
と司が笑った。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a