宇宙(そら)翔ぶキアの秘密基地95

久々に色々興奮して眠りがやってこないからあの人達のエピソードをもう一つ聞いて見よう。

「イェーイ!!」

2人はハイタッチしたのはまたテンション上がったのかしらね?

「ギギギギギ、謎に包まれたサーレント様をおびき出すにはサイレンス海賊団員になれば手っ取り早い!」

「ギギッ、だーかーらっ!僕らはこれまでの集大成をサイレンス海賊船の前で披露することにしたんだ!」

「勿論一筋縄ではいかないさ。いくらアピールしても船はお構い無しに目的地へ向かう。けど一生分の賞金が欲しいし諦めずナレイの抜け目ない情報を元に毎日海賊船を待ち伏せして芸をやり続けた。な?ギラン、」

「ギギッ、そうともどんなに海が荒れててもどんなに狭い岩しか舞台が無くてもナレイの喜ぶ姿を想像しながら舞い続けたよな兄貴?」

「ギギギギギ、無視されても何日もやり続けたらしまいにごっつい男、バトレオが船の上から覗き込み、『おいてめえら!毎日毎日しつけーぞ!!変なショーでもやって俺らサイレンス海賊団を舐めてんのか!?フン、命知らずなヤロー共いー加減に俺様が沈めてやりたくなったが我がサイレンス海賊団は偉大なるキャプテン・サーレント様の命が全て!』」

「ギギッ、そこまで踏ん反り返ってたが『何と!!てめーらの芸を間近で見たくなったと。…良かったな!!』って悔しそうに言い捨ててでも口角は上がってた。つまり喜んで迎え入れてくれたんだ。正直な奴だな。」

「ギギギギギ、サーレント様は僕らの団結力と粘り強さを買ってくれたのさ。な?ギラン。」

「ギギッ!兄貴の言う通り僕らはサイレンス海賊団員として今日も特訓した。」

え?どう言うことかしら?

その特訓、ナレイとやらのためなのかサーレントのためなのか?

この人達、秘密バラしたりもするし果たして敵か味方か?


自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a