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踏み潰して

靴に小石が入り込んだような違和感を踏み潰して毎日をやり過ごしてるだけ。
あの頃の私が透明になっていくのを感じながら、自分が消えていくのをただ眺めながら毎日がすぎてゆくだけ。

こんな話誰にもできないのは、自分が上手く話せないからだけじゃない。
なにも反論せず、否定せず聞いてくれる人形のような話し相手が欲しい。
私が泣いても迷惑とも思わなくて、嫌な顔せずに抱きしめてくれる相手が欲しい。
寂しいと言ったら頭を撫でてくれるひとがいい。自分のことだけを話していても静かに聞いてくれるひとがいい。

それをきっとわがままと呼ぶのでしょう。

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