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【短歌】〜5/27 怒鳴られても美しい私


こんちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか
めまぐるしく変わる天気に身体はやられてないでしょうか
お元気でいてください

最近の私は少なからず人間関係に変化が生じていてその衝撃に自分の軸が揺らぐ中で過ごしています。
短歌も全然何が自分の言葉なのか分からない1ヶ月でした。

今月は映画を多めに観たんですが、ケリー・ライカートの『ファースト・カウ』が優しく厳しく可愛い映画で最高でした。
あとチョコパンの『ワタツミ』って曲にハマりました。『空とぶ東京』はジュリーだと思います。

どうか皆さんご自愛ください、それでは、また


下請けのおじさんばかりが怒鳴られて震える肩になにもできない(請)

「帰れよもう」怒鳴られ笑う私を美しいと思う私でいたい


五月雨に濡れた灯をまた灯しそのことこそが愛だったのだ(五)

雲にしか分からぬ心があることを春は忘れて晴れに雨に(雲)

夕暮れにバター色になるマンションの窓の一つ一つに溶ける歴史を

熱帯夜にも溶かせない君の不在の絶対零度宇宙は闇


寝食を共にしてても分からない君が生まれて死ぬことすべて(寝)

セックス・デート・会話つまんない予習復習みたいだから(復)

僕たちは優しくし合っているために近づけなくて傷つけてしまう(優)



月曜は君に会えるから嬉しい嬉しいから君に会えるよ(月)

夜実る果実を捥ぎに行くことを恋と呼ぶのをやめた男よ(果実)


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