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九州に行った。族長

今回は、得意先の販路拡大を計るために九州へ行った。

フェリーにロールスロイスを乗せて南港から、大分へ、船でトコトコ
我々は、船の🚢前で皆と合流して、私と洋介さん、ミロク夫妻、族長と船内の食事をつまみに行った。

ブッフェだった。刺身もカレーも、割と沢山の品数があった。

刺身は、食わない様にした。
これから、数日元気に過ごさなければならないので!
当たりやすい私は、刺身を遠慮した。美味い物は、いくらでもある。
リスクのある物は口にしない。
今の奥様と一緒になって手料理を食わされて学んだ。

今回は、予約して部屋を取り押さえてもらっていたが、狭いと洋介さんが言うので、アップグレードしてもらった。

私は狭い部屋でも、刑務所を経験しているから、マシだと思える。

だけど、アップグレードしてくれたので、そちらに移動して、族長を、俺の部屋に泊まらせてやった。

族長は、不思議な人だ。

鞍馬山の大きな家で住んでいた。
6000万の家だから売ってください。

と言うので、客を付けたら、8000万と言うので、売る事は出来なかった。

族長は、その大きな家に住む。
部屋住みの当番者だ。

千と千尋の神隠しの、魔女に似ている。
そっくりさんだ。
仕事もしていない感じで不思議な人だ。

彼が今回の九州旅のアテンドだ。

食事中に、洋介さんが、皆んないる所で、明日の予定を話し出した。

明日は、大野城市に、持田さんに逢いに行くと言うてくれた。

持田さんは、私のヤクザの頃の上司だ。
77歳で、全身癌が転移している。
膵臓や肝臓、肺、胃に転移しているそうだ。
膵臓に転移してから、7年目
彼は生きている。
奇跡を起こしてくれているのだ。
ヤクザとしても、現役の頃から畑に目を向けて、自給自足している。
持田の会社を訪れると庭で畑仕事を家族でしていた。

奥さんも娘さんも、畑を手伝っていた。
持田も、暑い日差しの中緑の野菜を一生懸命🥦育てていた。

現金の無い私は、持田に渡す金を10万借りた。
洋介さんに貸して貰った。
気前よく貸してくれた。
洋介さんありがとう。
感謝だ。

ヨイサー。ヨイサーヨイサー。

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