他人のお尻を笑って拭ける人間

もう随分昔に、

師匠に「履物を揃えろ」

と、叩き込まれたことがあります。

育ちのいいあなたには

そんなこと！？と思えるかもしれませんが

僕にはそんな習慣がまるでなかった

自宅や外出先のトイレや旅館、ホテル

スリッパや靴、履物をきちんと揃えて帰るか？

　

そんなことを指摘され

意識していた時があった。

開運などそんな話よりも

人として、どうなんだろうか？という

習慣レベルから

牛歩の如く少しずつ歩んできた僕ですが

最近そういう小さなことにこそ

大切なことがあるような気がしています。

大きなお役目があって

大きなお金や

たくさんの人に影響を与える人ほど

日常の小さなことや

目の前の人を大切にしている姿を見ます。

当時は何もできない奴だった僕に

履物の指摘をしてくれた師匠は

こんなことを言っていました。

「他人のケツを、

　笑って拭ける人間が成功すんだよ。」

言葉は悪いですが、

これは本当に大切なことだと今になって

改めて感じています。

自分の靴を揃えること、

その当たり前の先に

気づいたら、そっと誰かの靴を

揃えてあげられる

その境地があるんです。

誰かの失敗や欠陥を

非難することは誰にでもできる

余裕があるならば

その人を少しでも助けてあげられたら

その人はもちろん、

何よりも自分のためになるものなのです。

非難された本人のほとんどは

そんなこと自分でもわかっているものです。

親や誰かにアレコレ言われているだろうし

改善したくても

うまくいかないのかもしれないでしょう。

そんな時はそっと

できることをやってあげてみては

いかがでしょうか？

静かに見守ることも含めて

笑ってその人の幸せの片鱗を

手伝い、寄り添い、願ってあげられる人に

なりたいものです。

器の大きな、本物の人にはいつも

そんな「余裕」があります。

20年前に教わった

そんな師匠の教えには

まだまだ到達できてないけど。。。

誰かが誰かの靴を揃えてあげてるとこを見ると

ふと思い出すんだよね。

続く。。。

adiós

今夜は邪兄さんと長崎に前乗りしているよ！

明日は、かの有名な「あんでるせん」に

塾生とのツアーで行く予定です。

僕はもう7回目くらいになるかな。

皆さんにもおすすめです！！

あんでるせん (川棚/喫茶店)

ここのマスターのマジックは

もはや異次元の技です。。。

百聞は一見にしかずだな。