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(簡易版) ~アガベ~育て方基本説明書

ここでは、初心者の方に手軽に初めていただけるように、
アガベの栽培に役立つ基本的な情報を簡易に作成しました。
参考にしていただければ幸いです。

◎ 用土

アガベの栽培において、用土には以下の3つのポイントが重要です。

  1. 排水性:

    • アガベは根腐れしやすい植物です。排水性の悪い土では、水が滞留して根が腐る危険があります。特に梅雨時は注意が必要です。排水性を高めることで、根腐れのリスクを減らします。

  2. 通気性:

    • 植物の根には酸素が必要です。通気性の良い土は、水が移動した後に空気が入り、根に供給されます。これにより、根が窒息せず、健康に育ちます。

  3. 保肥性:

    • 土が肥料を保持する能力も重要です。アガベはあまり肥料を必要としませんが、緩効性肥料を混ぜることで栄養を与えることができます。排水性を高めると保肥性が低下するため、バランスが重要です。

用土の配合例

  • 赤玉土と日向土を1:1の割合で混ぜ、緩効性肥料を適量混合します。これはシンプルで手に入りやすく、上記の3つの要件を満たします。

植え付け方法

  • 用土を鉢底石を敷いた鉢に植え付けてください。植え替えの時期は4月から5月が最適です。

★ 用土の配合を研究し、オリジナルの配合を見つけるのも楽しいですね! ★

◎ 鉢のサイズ

  • 植物のサイズの一回り大きな鉢を選ぶのが基本です。アガベの根は下に伸びる性質があるため、深型の鉢が望ましいです。サイズが大きすぎたり小さすぎると、通気性や排水性に影響しますので注意してください。

◎ 水遣り

  • 株の状態や環境によりますが、上記の用土で育成した場合の水遣りの参考です。

季節ごとの水遣り

  • 春・秋: 週に1回

  • : 3日に1回(梅雨時期は控えめに)

  • : 月1回(断水も可)

いずれも、土が完全に乾いてから、鉢底から水が流れ出るほどたっぷりと与えてください。冬の水遣りは暖かい日中に行います。

◎ 管理場所

  • 鉢管理の場合、植替え直後は明るい日陰に置き、徐々に直射日光の当たらない日当たりの良い場所へ移動させてください。


初心者にも上級者にもとても勉強になる本でした!
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